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■日帰り・単独・行動時間計(7h53min)
●高座山 (1304m) ●杓子山 (1597.6m) ●子ノ神 (1630m) ●鹿留山 (1632.1m) ●加瀬山 (1275m)
●石割山 (1413m) ●平尾山 ●大平山 (1295.5m) ●飯盛山 ●長池山 (1178m)
  鳥居地峠 6:27→登山口 6:35→高座山 7:05→杓子山 8:14
  杓子山 8:23→子ノ神 8:48→鹿留山 8:56→子ノ神 9:04→立ノ塚峠 9:38→加瀬山 9:54→二十曲峠 10:19-26→石割山11:00
  石割山 11:22→平尾山 11:41→大平山 12:08-13→大平山登山口 12:39→忍野うどん店 13:26-43→鳥居地峠14:20

■はじめに
 久々に晴れる週末、ということで富士山ビューの山歩きに向かいます。ちょうど1年前に山中湖周辺の山の周回をやっており、今回はその隣の領域「忍野村ぐるり周回」です。鳥居地峠に車をとめてスタートです。

■高座山
 日の出時刻は過ぎていますが、山のおかげでまだ日がさしいませんでした。登山口から歩くとまもなく展望が得られ、霧のかかる忍野村、赤みがかった草木、雪のかぶった富士山が見えました。素晴らしい景色です。やはり、富士は明け方頃が美しいですね。
 高座山までの道は、土の急な道で登りにくいです。下りはとても滑りやすいかもしれません。高座山は展望が良くありません。写真を撮るのなら山頂に着くまででないといけません。

■杓子山〜鹿留山
 いったん大権首峠まで下り、杓子山まで約300mの登り返しです。小ピークをいくつか越えますので、じわじわ体力をそがれます。
 杓子山からは再び美しい富士。ベルもあり、一応鳴らします。
 子ノ神からは鹿留山を往復しました。

■熊
 子ノ神から立ノ塚峠まで急降下です。土の上に落ち葉で滑りやすくなってました。子の神の少し下で、うなり声に驚いて見ると、黒い丸い生き物が。熊の方から逃げてくれてよかった...。熊との接近は始めてではありませんが、姿まで確認したのは初めて。直後に左側の斜面にも大動物の動く音、別の個体のようです。
 熊鈴は持っていたのですが、いそうな雰囲気がなかったので音が出ないようにしていたのを反省しました。その後、鈴を付けて、笛も使って立ノ塚峠へ。立ノ塚峠の手前で賑やかな約20人の団体さんとすれ違ったときは、ほっとしました。

■石割山〜大平山
 この区間は、ちょうと1年前に逆方向ですが歩いたところです。人もたくさん、人気のエリアですね。富士山も美しいです。

■おわりに
 大平山登山口からは舗装路です。鳥居地峠まで長くて退屈だったので、途中、うどん店に立ち寄り、吉田うどんを食べました。
 富士山ビューのなかなか良いコースでした。
鳥居地峠の駐車スペース
(帰りに撮影)
しばらく林道を進みます。
車も通行できます。
高座山の登山道はここから左に入ります。駐車スペースもあります。
登山道に入ってまもなく、
カヤトの道になります。
忍野村に霧がたちこめています。
既に日ノ出時刻は過ぎていますが、
山に囲まれているので日差しはまだです。
富士山には日があたっています。
富士山の色はちょっと赤みがたりませんが、雪がかかった富士は美しいものです。
手前の草木は真っ赤に染まりました。
忍野村の霧、朝日に照らされた草木の赤、空の青。
いいかんじです。
高座山を望みます。
山頂直下まで木がないので、展望が良いです。
南アルプスの南部。聖、赤石、悪沢と3000m峰が見えます。雪が白く輝いてます。
見事な富士山です。歩いてきた道も美しい風景となっています。
だいぶ高度を上げました。
ここまでの道は、土の急な道で滑りやすく登りにくいです。
下りは厳しそう。
忍野村。光の加減で、霧の一部が虹色に見えたのですが、
写真にうまく撮れてなかったようです。
南アルプスの南部。手前は毛無山。
太陽の高度が上がり、赤みが薄れてきました。
高座山山頂。展望良くないです。
山頂付近は木があり、かろうじて富士が見えます。
南アルプスの北部も見えました。
間ノ岳、北岳。甲斐駒ヶ岳は雪が少ないですね。
大権首峠。ここから登り返します。
河口湖・西湖の方に霧がかかっています。「蒸気霧」ですね。
ハングライダー場から。すっかり赤みがなくなりました。
霧もだいぶ薄くなりました。
杓子山の下はジグザグに道があるので登りやすいです。
杓子山。富士山がすっきり見えます。
杓子山のベル。鳴らしました。
松と富士山
子ノ神。
鹿留山より標高が高いです。
鹿留山。
ルートからちょっと外れていますが、子ノ神から往復。
山頂には巨樹がありました。
子ノ神から立ノ塚峠まで急降下です。土の上に落ち葉で滑りやすくなってました。子の神の少し下で、うなり声に驚いて見ると、黒い丸い生き物が。向こうが逃げてくれてよかった...。熊鈴を音が出ないようにしていたのを反省。ビビリながら、鈴を付けて、笛も使って立ノ塚峠へ。 立ノ塚峠の上で20人以上の賑やかな団体さんとすれ違い、ようやく安心しました。振り返って子ノ神。
ススキと富士山。
二十曲峠。色づいた葉と富士山。
二十曲峠。車で来れます。
南アルプスも見えます。
小休憩後。石割山に向けて出発します。
約300mの登り返しです。
カラマツの黄葉。
時期が終わってますが、それなりに良い感じです
小金沢連嶺、雁ヶ腹摺山。
先日行った高川山も見えますが目立たないです。
右奥に見えるのは雲取山でしょうか。
石割山の山頂。賑やかです。
石割山から南アルプス。
石割山から富士山とススキ。
ここでカップ麺+コーヒータイムとします。
平尾山からだったかな?
マユミの実かな?
大平山に向かいます。
山中湖の向こう側に「鉄砲木の頭」。
私としては、鉄砲木の頭からの富士山が一番だと思います。
振り返って石割山。左奥には御正体山。
大平山から富士山。山中湖とススキ。
大平山山頂は広いです。
今回の縦走も終盤。
昨年はこの地点から、赤富士を撮影しています。
大平山登山口に到着。
ここから先は舗装路。
うどん店「うおけんや」に立ち寄ります。
500円。つけめんです。汁の中には肉(馬)が入っています。うどんは、子供の頃、おばあちゃんがよく作っていたうどんに似て、もちもち感があります。
高座山〜杓子山〜子ノ神の山並み。
 

 
地図はカシミール3Dを使用して作成しています。なお、この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認(平25情使第184号)を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用しています。また、本文中の山の名前・花の名前は十分な特定ができず、勘違い、間違いなどがある場合があります。