Top Menu Mountain Ski
Snowboard
Snowarea Camping Others Golf
■日帰り・単独・行動時間計(7h54min)
  白駒P 5:48→白駒池 5:58-6:39→にゅう 7:34-44→中山峠 8:34→東天狗岳 9:24-33→西天狗岳 9:48
  西天狗岳 10:23→東天狗岳 10:35→黒百合ヒュッテ 11:27-33→中山 12:02→高見石小屋 12:49-59→青苔荘 13:23
  →白駒P 13:42

■はじめに
 昨年、apiyさんのレポートをみて機会があったら行こうと考えていたところ、aonuma1000さんの「見頃」というレポートで早速、行ってきました。
 心配した天気も、深夜の時点で、下界は雨でしたが、駐車場では満点の星空。下層は湿っているが、上空には太平洋高気圧が勢力を広げてきているという気象庁の解説どおり(これが見事な雲海の原因と思われます)。

■白駒池
 紅葉の見頃でした。早朝にもかかわらず、たくさんのカメラマンが所狭しと三脚を立てていました。日が射すにつれて、じわじわ色が出てくるさまがいい感じです。白駒池の紅葉のねらい目は早朝でしょうか。

■にゅう
 山頂直下まで樹林帯です。こけがはえていて、本来は良い感じなんですが、この時間帯はまだ薄暗く、写真もうまくとれませんでした。
 稜線に出ると、突然視界が開けて、富士山と雲海が見えました。奥秩父、浅間山、北アルプス。どの方面も、雲海の上に山が出ています。こんなに素晴らしい雲海はみたことがありません。

■天狗岳
 天狗岳に向かうに従い、風が強くなってきました。それとともに、ガスがあがってきてしまいました。当初の予定では根石岳の方に行こうかと思いましたが、西側にある西天狗岳にはガスがかかっていなかったので、そちらに向かいます。
 南アルプス、中央アルプスなど、雲海の上に一望でした。

■中山
 中山からの下山は往生しました。石や木がぬれており、むちゃくちゃ滑る。なんどもズルリとやり、タイツにも穴を開けてしまいました。

■おわりに
 白駒池の早朝の美しい紅葉と、360度の見事な雲海が良かったです。
 天狗からの大きな石、中山からの濡れていて滑る石、に四苦八苦しました。下山にこれほど時間がかかるとは想定外でした。
 なお、行きは中央道経由で蓼科側から、帰りは八千穂側から関越道経由で東京に戻っています。関越道の渋滞は、ちょっと混みましたが、小仏TNより、かなりましでした。
朝6時前の駐車場の様子。ほぼ満車。道路の反対側にも駐車場がありましたが、深夜早朝は開放されていないようでした。 日がでるのを待ちます。たくさんのカメラマンがいます。三脚、カメラ、レンズ、すごい機材です。
木々の上のほうから色がはっきりとしていくさまが見えました。風もおだやかで、池が鏡面になっています。 薄暗いなか、とてもいい感じに色が浮き出てきました。
日が出ました。朝日が赤みがかっている分、赤と黄が鮮やかに映えます。
ナナカマドの赤
木々の間から見える感じも、とても良いです。
すっかり朝日に照らされました。
モミジの赤
もう少し南の方へ行って撮影。
青空とのコントラストが良いです。
池にはすこし靄がかかっていました。
白駒荘の前
白駒荘の前
白駒荘の前。ナナカマドのトンネルです。
何度も似たような写真を撮ってしまいます。今回のベストショットでしょうか。
一応、山歩きなので、にゅうに向かいます。にゅうへの分岐付近から撮影。
白駒湿原。 途中の木道や石はぬれていてとても滑ります。
にゅうの直下まで、ずっと樹林帯で展望はありません。
この間、写真をとりましたが、まだ暗く手ぶれ写真ばかり。
稜線に出て、突然、雲海と富士山。やられました!
にゅうは岩々した山頂でした。
右下に白駒池。赤く縁取られています。
枯縞山の方です。蓼科山がちょっとだけ見えます。
北アルプスずらり。手前は丸山。高見石も見えます。
まわりじゅう雲海です。浅間山方面。
雲海。奥秩父の山と富士山。
雲海。白駒池も見えます。
硫黄岳の爆裂火口がちょっとだけ見えます。
とてもきれいな雲海でした。
これから向かう、天狗岳。
色づいた木々がすこしあります。
ちょっと雲海がくずれはじめたような...。
風が出てきました。
振り返って撮影。
風が出てきて、山岳による強制上昇でガスが発生してきました。
東天狗岳。ガスガスです。
西天狗岳が見えました。風下側にある西天狗岳の方が、ガスがかかっておらず、展望がよさそうなので、そちらに向かいます。(本当は根石岳に行こうと予定していましたが)
西天狗岳
東天狗。ガスがとれた瞬間に撮影。
山頂直下は岩々です。
南アルプスが見えました。北岳、甲斐駒、仙丈ヶ岳。
西天狗山頂。山頂で皆さんが「赤岳」と言っていましたが、阿弥陀では? まあ、それはともか鳳凰から仙丈ヶ岳までずらり。
南に行っていたら晴れて気持ちよかったかも。
中央アルプスも全部見えます。雲海もいい感じ。
ここでカップラーメンの昼食とします。
こんないい景色だと、昼食だけではもったいないので、
コーヒータイム。
北アルプスの方です。
一度東天狗に戻りますが、またガスガス。
東天狗から黒百合への途中で撮影。
山肌が紅葉しています。
東天狗と西天狗。
ウラシマツツジでしょうか。この赤色好きです。
黒百合ヒュッテが見えてきました。
黒百合ヒュッテ。
天狗からここまで大岩の道だったので、時間がかかりました。
ときおり青空。
中山展望台から。縞枯れ現象。
中山展望台。雲海を見下ろせます。
ひろくて気持ちのよいところです。
つるつる滑る石に四苦八苦して、ようやく、高見石小屋。
「下り」はとても得意なのですが、なんとコースタイム割れ!
高見石にはひとがたくさん。ガスっているし、
以前に登っているので今回はパス。
青苔荘まで下山しました。午後の池を見に行ってみます。
ドウダンの赤が鮮やかです。
朝とは違う感じ。
黄色も良いです。
駐車場待ちの大行列。キャパに比べ行列が長すぎ。
皆さん入れるのか?
 

 
地図はカシミール3Dを使用して作成しています。なお、この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認(平25情使第184号)を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用しています。また、本文中の山の名前・花の名前は十分な特定ができず、勘違い、間違いなどがある場合があります。