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●巻機山 (1967m) ●割引岳 (1931m) ●牛ヶ岳 (1962m) ●ニセ巻機山 (1861m)
◆日帰り・単独・行動時間計 6h43min
   桜坂 6:41→五合目 7:25-29→七合目 8:19-56→ニセ巻機(九合)8:59(2h18min)
   ニセ巻機山 8:59→分岐 9:25-29→巻機山 9:36→牛ヶ岳 9:49
   牛ヶ岳 10:20→割引岳 11:07-20→分岐 11:37→ニセ巻機山 11:57
   ニセ巻機山 12:00→五合目 12:56→桜坂 13:24(1h24min)

■私の山歩きの原点
 私が山歩きをはじめたきっかけの山は、鬼怒沼山、苗場山です。ゆるやかな山で、山頂付近には池塘もある山です。2年前に会津駒ヶ岳に行って、その原点を思い出し、巻機山に行きたいと考えていました。
 しかし、今年の夏は、日本海側の天気が良くない日が多くチャンスがなく、9月末となって、ようやく秋晴れとなり、行く機会を得ました。

■途中までトレーニング・稜線はゆったり
 山頂付近はゆるやかとはいえ、駐車場からニセ巻機山までも、標高差1000mを超え、それなりの体力を必要とします。
 今回は、駐車場からニセ巻機山までの区間はトレーニングモード、ニセから先のコースは、ゆるゆる散歩モードで臨みます。
 ニセまでは、標高差が桜坂から標高差1129m。垂直速度500m/hを目指します。(結果、2時間18分の所要だったので、垂直速度490m/h。500m/hはいきませんでしたが、休憩時間も含んだものなのでまあOKでしょう。)
 山頂付近は寒すぎて、あまりゆったりモードにはなりませんでした。カップ麺を食べましたが、お湯がわくまで寒さとの戦いでした。なお、タンクトップ+コンプレッション長袖+半袖Tシャツに加え、フリース+レインウェア+手袋でした。

■感想
 風が強くて寒かったのは残念ですが、遠望がきき、紅葉も始まっており、とても良い時期に行くことができたと思います。池塘系の山はやっぱりいいですね。
 なお、下山後の上田屋さんで「山菜だらけそば」を頂きました。900円でした。「だらけ」は本当で、山菜がたっぷりで、おいしかったです。ところで、上田屋のおばちゃんから「今日は暑いね」と言われ、確かにそうだと思いました。確かに、湯沢の国道の気温表示が25度だったので、寒かったのは山頂だけだったのかもしれません。
桜坂駐車場
午前6時台、まだ空きがあります。
五合目
ここまでの標高差約400m。
なので、だいたい1/3くらいです。
晴れているので気持ちがよい。テンション上がり、ガンガン登ります。涼しいのでスピードも快調です。
視界が開けてニセ巻機が見えました。
大きな石がころがっている七合目。
展望が良いのでやや長めの休憩。
「馬蹄形」の方です。清水峠の小屋が確認できます。それにしても、左の山々の尾根筋がきれいです。
ほぼ中央の山が苗場山。かぐらスキー場から同定できます。苗場山の左奥には、志賀高原の岩菅山が覗いてます。昔、苗場スキー場から志賀高原までゴンドラを架ける構想がありましたが、なつかしい話です。
距離的、方向的に妙高、火打かな。手前は岩原スキー場&舞子スキー場。飯士山の反対側どうしのスキー場です。スキー場間の行き来はできません。
天空に近づいてきました。
どんな景色がみえるか楽しみです。
巻機山でした。いいですね。
ニセ巻機の山頂。桜坂から2時間18分。
標高差は1129mなので、垂直速度は490m/hでした。
色づいた葉っぱ。左は割引岳(われめきだけ)。
池塘があったりします。
山の上に池があるというのは良いもんです。
池塘。笹が多いので、あまり色づいた感じはありません。
振り返って撮影。「ニセ」とはいえ、立派なピークですね。
池塘を見下ろします。紅葉とのマッチングが、とても良い感じです。
稜線の分岐まで来ました。ここで、山の反対側の展望が得られます。
なんと、越後三山。センターは、中ノ岳ではなく、越後駒ヶ岳。見る角度によって変わるんですね。
巻機山山頂に向かう途中の池塘。稜線は、風が強くてとても寒いです。
またまた池塘。空の青さを写しています。
牛ヶ岳の方向。ちょっと雲がでてきて、心配です。
牛ヶ岳の山頂。
山頂といっても、ひろく、どこがピークかわかりません。
牛ヶ岳。山頂標識を超えて先に進みます。
先っぽにちょうどよい休憩スペースがあります。
風は強いですが、せっかくなのでカップ麺を食べました。
割引岳(われめきだけ)
五日町の方向です。この先、五十沢キャンプ場の方に降りる道があります。五十沢キャンプ場は以前に行っていますが、自然が豊かで、なかなかよいキャンプ場でした。
紅葉がいい感じです。
朝日岳の方向です。
ほぼ中央が至仏山。その右上は日光白根。
左上は日光連山。燧ヶ岳は雲の中。
快適な道なんですが、風があります。
左側の奥には平ヶ岳。昨年、行っています。
巻機山から朝日岳に向かう道があり、ちょっと下ってみました。
谷川岳は雲の中のようですが、ほぼ中央が仙ノ倉。
風がなければ...。もうすこし楽しんであるけるのですが。
大源太がちょっととがっています。
巻機山の山頂に再びもどりました。
割引岳に向かいます。
スキー場の同定をしてみます。右手前が岩原と舞子。その後ろが湯沢高原とGALA。湯沢高原の左下がNASPA。谷を挟んで反対側が神立。神立の左下がルーデンス。奥の苗場山にあるのが、かぐら。
ところどころ赤かったり、黄色だったり。
越後三山
割引岳への道。お花が咲き残っています。
いつも蕾、リンドウ
白とピンクがマッチした、イワショウブ
だいぶ傷んでいますが、キンコウカ。
山での秋の味覚、クロマメノキ
泡立ち具合から、アキノキリンソウ。
割引岳へ登ります。
山頂です。
ナナカマドの木がありますが、
葉っぱが傷んでいるような感じがしました。
ほぼ正面の「ハの字」になっているスキー場は
上越国際ですね。何度も行っています。
ナナカマド
池塘と越後三山
さて、下山します。ニセまでは、写真を撮りながら、ゆるゆる下山です。
池塘。青空だと美しい写真が撮れます。
池塘
池塘
ニセが近づいてきました。
朝とは光の当たり方がかわったので、雰囲気が変わりました。
ニセ巻機の山頂
ニセから下山します。
ここから先は、ガリガリ降ります。
下山後、上田屋食堂へ。
「山菜だらけそば」が目的です。
注文すると、キュウリの漬物をだしていただきました。嬉しい。
山菜だらけそば。「だらけ」というだけあって、すごい量の山の幸が入っています。山菜だけでなくて、マイタケ、タケノコ、キャベツも入っています。
入浴は、湯沢の湯元共同浴場へ。私のスキー仲間の間では、ここのお湯が一番ということになっていて、なぜかここに来てしまいます。シャワーとかはありません。
シャワーとかがあった方がよいのなら、岩原の岩の湯の方がお勧めです。
「山の湯」ともいうのですね。やっぱり、いい湯でした。
 

 
地図はカシミール3Dを使用して作成しています。なお、この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認(平25情使第184号)を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用しています。また、本文中の山の名前・花の名前は十分な特定ができず、勘違い、間違いなどがある場合があります。