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●奥穂高岳:3190m・日本百名山・標高第3位 ●前穂高岳:3090m・標高第11位 ●涸沢岳:3120m・標高第8位 |
■1泊2日・単独(行動時間 1日目 9h08min 2日目 9h03min) 上高地 5:11→明神 5:51-59→徳沢 6:41→横尾 7:27-44→本谷橋 8:37→涸沢ヒュッテ 10:16→涸沢小屋 10:27 涸沢小屋 11:09→穂高岳山荘13:11 穂高岳山荘 13:31→涸沢岳 13:51-14:01→穂高岳山荘 14:19 穂高岳山荘 6:05→奥穂高岳 6:43-52→紀美子平 8:18→前穂高岳 8:50-9:13→紀美子平 9:43 紀美子平 9:57→岳沢小屋 11:57-12:31→岳沢登山口 13:39→河童橋 13:52→大正池 15:08 |
■はじめに 「涸沢の紅葉は日本一」と多数の方からすすめられました。ただ、紅葉の時期の涸沢は大混雑とのことで、沢渡の駐車場の満車、バス・タクシーの行列、山小屋の混雑(布団1枚に2〜3人とか)などの対応のためのオペレーションが重要だそうです。 このため、朝イチのタクシーに乗車し、とにかく涸沢まで行って状況をみてから、涸沢に泊まるか、下山してしまうか、稜線まで上がってしまうか、決めることとしました。なお、稜線は、前日に積雪があったとのことで、そのリスクも考慮しました。 ■上高地〜涸沢 朝イチのタクシーで上高地バスターミナルに到着です。タクシーで相乗りした方が、北穂高岳に向かわれるとのことでしたので、涸沢までご一緒させて頂きました。辺りは真っ暗ですし、横尾まで単調で長い道のりですので、たいへん心強く、話をしながら歩けて良かったです。 横尾から吊り橋を渡り、ようやく山らしい道になりました。しかし、下山する方がとても多く、すれ違いが大変です。本谷橋を過ぎると標高をあげ、ナナカマドの赤色やダケカンバの黄色が目立つようになります。北穂高岳、唐沢岳が見えるようになり、やがて紅葉に彩られた涸沢全体が見えるようになります。しかし、左膝と右股関節が痛くなったこともあり、写真をとりながら、休み休み登ります。 涸沢は、到着する時間が早かったことと、下山する人がすでに下山した時間帯であったため、予想外に静かでゆったりとしていました。涸沢小屋のテラスでカレーを頂きますが、この絶景を見ながら休憩をするのは、本当に贅沢です。とはいえ、そのうちに人がどんどん上がってくることが予想されますし、天候も良いので、稜線にある穂高岳山荘に向かうことにしました。 ■涸沢〜穂高岳山荘 涸沢から先は急登です。はじめのうちは、紅葉がすばらしく、写真をたくさんとりました。紅葉の木々を抜けると、いよいよザイテングラートです。ハシゴやクサリはありますが、コース自体の危険性より、落石を起こさないように注意することが必要なようです。ザイテングラートを上り詰めると穂高岳山荘です。まず、宿泊の申し込みです。「今日はふとん1枚に一人」とのことでほっとします。前日は枕が横ではなく縦に並べられていたとのことで、幸運でした。ただ、男女関係なく、来た順番に部屋を指定しているのには驚きました。 荷物を置いてから、サブザックを持って、涸沢岳まで往復します。涸沢岳は3000m峰21座の一つです。前々日に降った雪はほとんど融けていました。 ■穂高岳山荘〜奥穂高岳〜前穂高岳 山荘から奥穂高岳は、いきなり垂直に近い斜面をハシゴとクサリで登ります。涸沢〜奥穂間の一番の難所のようですが、急な区間の距離はそれほどではありません。ただ、登り下りの人が多いと、すれ違いが大変そうです。 山頂は空いていました。天気も良く、360度の展望です。ジャンダルムもすぐ近くに見えます。そっちには行きませんけれど。 ひととおり山座同定をし、前穂高岳に向かいます。この区間(吊尾根)は急な岩場の下りが続き、手足を使って進みます。滑落したら止まりませんので、マジで緊張しました。 紀美子平に到着。ザックをデポし、サブザックで前穂高岳を往復します。ここでも手足をフル稼働させて登りました。山頂は岩がゴロゴロしていますが、平らで広いです。展望は素晴らしく、奥穂高岳のギザギザ感がたまりません。通過してきた吊り尾根のルートも見えますが、よくこんなところを下りてきたなぁと思いました。先の方に行くと、涸沢が真下に見えました。 ■紀美子平〜岳沢小屋〜上高地 紀美子平から先も、クサリ、ハシゴが連続します。緊張をとくことができません。長いハシゴを下りると、ようやく岳沢小屋が近くなったなぁという感じでした。 岳沢小屋で、かっぷめんの昼食としました。本当にほっとしました。 岳沢小屋から上高地までは距離はありますが普通の山道です。岳沢登山口までくると、観光客の声で賑やかでした。河童橋は人だらけ。まるで観光地でした。ただ、河童橋からの穂高岳の展望は、山頂部分に雲がかかっており残念な状況でした。 バスターミナルから直帰しても良いのですが、観光客の皆さんが「いい景色だねぇ」とか「今日は気持ちいいねぇ」とか声が聞こえたのと、時間帯も早かったので、大正池まで歩くこととしました。 途中、梓川の支川にバイカモの花が咲いているのを見つけました。10月でもバイカモって咲くのですね。驚きました。その後、田代湿原に寄ります。ここの川の流れ、上高地でのお気に入りの場所でもあります。 大正池からはシャトルバスで沢渡まで戻りました。 ■おわりに 2日間とも天気に恵まれ、涸沢の紅葉もばっちりでした。また、図らずも3000m峰3座に登頂できたこと、穂高岳山荘がすいていたことは幸運でした。まもなく降雪・積雪で私には登れなくなりますので、本当にラストチャンス・ワンチャンスでした。来年は槍ヶ岳でしょうか。 |
地図はカシミール3Dを使用して作成しています。なお、この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認(平24情使第201号)を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用しています。また、本文中の山の名前・花の名前は十分な特定ができず、勘違い、間違いなどがある場合があります。 |
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●上高地:標高1500m程度 |
■日帰り・ファミリー 計4名(行動時間計:6h31min) 大正池 5:42→田代池 6:37→田代橋 7:21→河童橋 8:04 河童橋 11:03→田代橋 11:26→田代池 11:45→大正池 12:13 |
(はじめに) 唐松岳の登山に備えた前泊のため、夕方の長野入りを予定していましたが、好天の天気予報をみて、急遽、早朝から上高地にお散歩に行くことに決定。夜行で沢渡に向かい、市営第一駐車場に車をとめます。薄明とともにタクシーがやってきて、次々と登山者を乗せていきます。ちょっと立ち話をしたところ、前穂に日帰りで行くとのことで、うらやましい限りですが、本日は、お散歩に徹します。 (大正池〜河童橋) さて、5時過ぎにタクシーに乗車。定額制なので、4人で乗車するとバスより割安ですし、何よりも快適です。 大正池BSで下車し、池に向かいますが、うっすらガスがかかっており、焼岳は見えません。日がさして昇温すればガスもとれるだろうと思い、朝食のおにぎりを食べながら待ちます。そして、徐々に焼岳が姿をあらわし、うっすらガスのかかった大正池とともに、早朝ならではの幻想的な風景を見ることができました。 大正池から、河童橋に向かいますが、真剣に歩いてしまうと1時間で到着してしまうため、寄り道などをしながらの、ゆっくり散歩です。梓川は水量が多く、流れも速く、水がきれいです。約1時間かけて田代池に到着。田代池の雰囲気はいいです。水もきれいで、冷たいですね。田代橋から先は、梓川の右岸を歩きます。立派なホテルが建っており、ウェストン碑もあります。川沿いの遊歩道には、ミヤマカラマツの白いお花が咲いていました。 そうこうしているうちに、河童橋に到着。ここからみる穂高の山々は美しいです。一応記念写真をとって、近くのホテルにて、アップルパイを食べました。まだ8時過ぎであり、天気もよいので、このまま帰ってももったいない。ベンチに座って山をみたり、キャンプ場の周辺を散歩したりしました。オダマキの花も咲いていました。結局3時間くらい河童橋にいました。 (下山) 下山は、河童橋のバスターミナルからすぐバスに乗ってもつまらないので、大正池まで歩いて戻りました。大正池BS周辺は大混雑です。バスに乗れるか?タクシーは来るか?心配でしたが、タクシー会社に電話するとすぐ来てくれたので、スムースに沢渡まで戻ることができました。駐車場に戻り、八方尾根に向かいました。 |
地図はカシミール3Dを使用して作成。なお、この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した(承認番号 平23情使第177号)。また、本文中の山の名前・花の名前は十分な特定ができず、勘違い、間違いなどがある場合があります。 |
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●上高地:標高1500m程度 |
■日帰り・ファミリー 計2名 |