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●三ッ峠山・開運山(1785m) ●三ッ峠山・御巣鷹山 (1775m) ●清八山 (1593m) ●本社ヶ丸 (1631m) 
●角研山 (1377m) ●鶴ヶ鳥屋山 (1374m)
◆日帰り・単独・行動時間計 5h58min
   三つ峠登山口BS 9:36→三つ峠小屋 10:18→三ツ峠山(開運山)10:40-45
   →御巣鷹山 10:54→清八山 11:56-12:05→本社ヶ丸 12:28-37
   →鶴ヶ鳥屋山 13:53-14:00→初狩駅 15:28
■はじめに
 翌日・翌々日の予定があっため、電車で近場の山に行くことに。当初は、甲斐大和駅からバスに乗って、石丸峠から、小金沢連嶺を南下し、滝子山に至るルートを考えていましたが、ふと地図を見て、急遽、中央線を挟んで反対側の山域(三つ峠から本社ヶ丸を経て鶴ヶ鳥屋山)に行くことに変更しました。

■バスを使って標高を稼ぐ!
 三つ峠から鶴ヶ鳥屋山を周遊する一般的なルートは、以前にhirokさんも行っていますが、富士急の三つ峠駅から三つ峠山に登り、中央線の初狩駅に至るというもので、最初の三つ峠山への登りだけでも1000mを超えるというハードなものです。
 しかしこれだと、私の場合、最後まで足がもたないので、河口湖から天下茶屋行きのバスに乗って標高を稼ぐという作戦をとることとしました。バスは9時発で遅いのが難点ですが、中央線の朝イチの特快に乗ると、高尾駅、大月駅での接続がよいのは救いです。

■河口湖から三つ峠山
 バスの乗客はそれなりに多かったですが立ち席はでず、皆座れました。
 バス停でも10人程度降り、途中にすれ違った人も大勢で、人気の山ですね。
 三ツ峠山は2回目ですが、三つ峠山荘周辺や山頂からの富士山はとてもいいです。

■清八山・本社ヶ丸へ
 御巣鷹山を経由して、清八山に向かいますが、この間、他の登山者とは会わないという、とても静かな山域でした。登山道周辺は、たくさんのトリカブトが咲いていました。それにしても、小さなアップダウンがたくさんあり、しんどかったです。
 本社ヶ丸へは、岩々したところや、展望の優れたところがあり、とても良い山だと思いました。

■鶴ヶ鳥屋山を経て、長い下り
 再び小さなアップダウンが連続します。足がきつくなってきました。途中、大人数の団体さんを追い越します。
 山頂の展望はあまりなく、早々に下山します。尾根を降りますが、かなりの標高差が応えます。途中、唐沢橋への分岐と分かれて、右へ下っていくと、徒渉し、林道に出ました。あとはひたすら駅をめざしました。

■楽したつもりが
 バスを使って楽をしたつもりでしたが、小さなアップダウンの連続にはこたえました。
 また、人が少ない山域ですし、最後の下りが東斜面なので、できるだけ早い時間帯に林道まで出たいという気持ちがあり、休憩時間が少なかったかもしれません。
富士急の車内から三ツ峠山。
なぜか、三つ峠の山頂付近に雲がかかっています。
富士山は見えるのに...。
富士急の車内から富士山を撮影。
車掌さんから、富士山撮影のベストポジションという車内放送がありました。まさに秋色です。
富士山駅(富士吉田駅)。ここで進行方向が変わります。
旧JRの車両ですが、床材がウッドで、雰囲気の良い車両です。
河口湖駅。たくさんの人がいます。
※電車の車両は先頭車両が最も出口に近いです。
天下茶屋行きのバスです。
9時発ですが、9時到着の電車を待っての発車のため、数分遅れての出発でした。
三つ峠登山口BSから歩き始めます。しばらくは、舗装路。この先の駐車場のところにトイレがあります。
登山道に入って。サラシナショウマ。
トリカブト。今回の山行きでは、たくさんのトリカブト群落がありました。
ワレモコウ。
三つ峠山荘のすぐ下あたり。
三つ峠山荘の前から富士山。
三つ峠山荘
富士山も下界も美しいです。
東側の山々です。
開運山に向かいます。
フジアザミ
御坂連山の向こうに、南アルプスが見えます。
こっちは、八ヶ岳だと思います。
山頂標と富士山
富士山
ウメバチソウ。
ごくわずかに残っていました。
カイフウロでしょうか?
御巣鷹山山頂は施設が建っているだけ。
開運山と富士山
とても気持ちの良い道なのですが、小さなアップダウンが多数あります。トリカブトの花がたくさん。 途中、送電線鉄塔のあるところで、視界が開けました。
清八山のちょっと下辺りから撮影。
富士山。
清八山の山頂直下。
木々の雰囲気がいいです。
清八山。御巣鷹山を出てから約1時間ですが、ここまで他の登山者には会いませんでした。 こちらはピラミダルな本家。
甲斐駒ヶ岳。
三ツ峠山。この電波塔は、遠くの山からも確認でき、
山座同定にとても便利です。
とんがっているのは釈迦ヶ岳でしょうか。
このピラミダルさは、甲斐駒ヶ岳にも負けてないでしょう。
松と富士山
これから向かう本社ヶ丸。
振り返って、御坂連山。
岩場が出てきました。
御巣鷹山を出てから、初めて他の登山者の方を見かけました。
この露岩の左側を登ります。足がかりもありますし、高度感もありませんでした。清八山から本社ヶ丸の区間は、岩々したところがあるし、展望も良く、いいところです。
露岩の広場みたいなとおろがあり、下をのぞいてみます。
三つ峠山と富士山
ちょっと登ってから、露岩の広場みたいなところを見下ろします。
休憩するにはとてもいいところです。
本社ヶ丸に到着。良い展望です。
単独行の方が休憩されていました。
山頂から、北側の展望です。
本社を下った途中。鉄塔の周辺は展望のある笹原でした。
角研山山頂。
休憩せずに、そのまま進みます。
角研山を少々下ったところから撮影。
鶴ヶ鳥屋山が見えます。
鶴ヶ鳥屋山の山頂。
木が多く、展望は優れません。
鶴ヶ鳥屋山からの下山途中、林道を交差してちょっとくだったところの分岐。初狩駅は左(唐沢橋)の案内ですが、マジックペンで「危険 難路」と書いてありました。ここは、右側(近ヶ坂)に進みます。
徒渉後、林道に出ました。
車道に出て駅を目指します。途中、リニアの高架橋の下をくぐります。
初狩駅に到着。食べ物屋かコンビニを期待していましたが、何もなく、自販機でドリンクを購入。結構、下って、疲れました。
 

 
地図はカシミール3Dを使用して作成しています。なお、この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認(平25情使第184号)を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用しています。また、本文中の山の名前・花の名前は十分な特定ができず、勘違い、間違いなどがある場合があります。