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◆燕岳 2017(残雪期。北アルプスの大展望)

■日帰り・単独・行動時間計(7時間21分)
第一駐車場05:03→05:13中房温泉→05:44第1ベンチ→05:59第2ベンチ06:05→06:30第3ベンチ06:34→06:57富士見ベンチ07:05→07:36合戦小屋07:38→08:35燕山荘08:42→09:11燕岳09:36→09:59燕山荘10:27→11:06合戦小屋→11:16富士見ベンチ11:17→11:32第3ベンチ11:33→11:47第2ベンチ11:48→11:57第1ベンチ11:59→12:14中房温泉登山口12:16→12:24第一駐車場
■はじめに
 関東地方がくもりベースの天気予報のなか、長野県だけは晴れの予想。各種気象資料をみると3000mは晴れて、下界は雲海の可能性。これは行くしかありません。
 最近、走ってばっかでしたが、ここは趣向をかえて、残雪の山にチャレンジすることとします。燕岳であれば、昨夏行っており、登りやすく、小屋もあるので安心です。

■雲海と展望
 中房から標高を上げていくと、雲海が、そして常念山脈が見えるようになります。合戦小屋をすぎると、槍の穂先が見え、稜線からの展望に期待しながら登ります。
 燕山荘までくると、西側に裏銀座をはじめとする北アルプスの山々が一望できるようになります。本当に素晴らしい展望です。
 しかし、東側の展望は相変わらず雲海。上空には雲があり、遠望もきかず、かろうじて八ヶ岳や浅間山らしい山塊が見える程度です。

■雪道の状況
 なお、第二ベンチを過ぎると雪がでてきます。アイゼン装着の区間は富士見ベンチ〜燕山荘直下までです。燕山荘〜燕岳は、他の登山の皆さんもアイゼンはつけていませんでした。それにしても、冬靴+アイゼンは重いです。
 雪道の状況ですが、合戦小屋までは樹林帯ですので、早朝はそれなりに堅く登りやすい状態でした。合戦小屋から先は日明が良いのか緩んでいて登りにくいです。また、日中、気温があがると、特に下りでは踏み抜きやすくなります。

■おわりに
 人気の燕岳ですが、それなりの人はいますが、静かな環境で登ることができました。素晴らしい展望も楽しめたので、この時期に登るというのもありだなぁと思いました。

(装備の状況)
 登りは、アンダー+Tシャツ+薄いウールセーター。稜線でフリース+レインウェアを追加。ダウンは持参したが使用せず。
 合戦小屋からサングラス使用、手袋は薄手の方のみ使用。スキー用の手袋は使用せず。アイゼンの使用に合わせてロングスパッツ使用。
 水は2L。燕山荘でコーヒー。

第一駐車場。
5時時点でかなり空きあり。
中房からスタート。
雪がでてきました。
みごとな雲海です。
常念山脈が見えてきました。
なんか、すばらしい。
合戦小屋に到着
荷揚げロープウェイ
雲海。南東方向は雲が多めです。
おっ! 槍の穂先。
青空へのみち
燕岳もみえています。
燕山荘まであとすこし。
燕山荘に到着。
昨夏に比べて1時間遅着。
燕岳と裏銀座の山々。
素晴らしいロケーション
ハイマツを入れて燕岳。
いるか
いるか
砂礫の散歩道
燕岳山頂。立山、剱岳、針ノ木、鹿島槍
立山、剱岳、針ノ木
大天井、槍、穂高まで見えますね。
大天井、常念
有明山と雲海
右奥は鹿島槍、爺ヶ岳でOK?
到着時よりクリアになった感じ。
毎年、行ってみたいと思うが
実現できていない。
立山、剱岳をアップで。
常念山脈
青空
槍。小槍もみえる。
コーヒー。500えん。
休憩
そろそろ下山か。
もう一回、槍を撮って
燕山荘にお別れ
ハイマツがだいぶでてきて緑色
季節が進んでいく感じがわかります。
次は夏ですかね。
下ります。
鹿島槍
槍のあたま
下界が見えてきました
賑わう合戦小屋
ここから展望のない樹林帯に突入
下山しました
穂高近くの蕎麦店。
おいしいけど、値段高い(900えん)。

本文中の山の名前・花の名前は十分な特定ができず、勘違い、間違いなどがある場合があります。


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◆燕岳 2016〜スイカ・ケーキセット・アルプス展望・ハードな東沢

■日帰り・単独・行動時間計(8時間17分)
中房温泉04:58→05:16第1ベンチ05:19→05:33第2ベンチ05:37→05:56第3ベンチ→06:13富士見ベンチ06:24→06:44合戦小屋06:54→07:32燕山荘08:02→08:25蛙岩08:35→08:56燕山荘→09:16燕岳09:18→09:27北燕岳09:38→09:53(途中休憩)10:05→10:16平10:19→10:47東沢乗越10:50→12:09奥馬羅尾沢出合12:12→13:02中房温泉登山口13:06→13:07中房温泉→13:15第2駐車場
■はじめに
 2週間前、常念岳・蝶ヶ岳周回か、燕岳かの2択で常念岳を選択したのですが、同日hirokさんが行っていた燕岳が素晴らしかったため、燕岳に行ってみることとしました。ルートは中房から燕岳から北燕岳、東沢乗越から東沢岳を往復し、東沢を中房まで降りるという周回ルート+アルファです。

■駐車場
 深夜のに到着しますが、第2駐車場はほぼ満杯。隙間を見つけて駐車できました。しかし車が斜めで寝にくいことこのうえなしでした。4時半におきて、4:45に出発。10分ちょっと歩くと登山口。ここから燕山荘に向かいます。

■合戦尾根から燕山荘
 とても良く整備され、登りやすい道でした。心地よく標高を上げていくことができました。合戦小屋まで4つのベンチがあり、こうした区切りがあるのも良いですね。
 合戦小屋では、すいかを頂きます。ホームページでは午前7時から営業と書いてあり、早着のため心配しましたが、すいか売っていました(800円)。すいかはとても大きく、おいしく、腹一杯になりました。
 燕山荘にはに到着すると、絶景が広がります。燕山荘では、ケーキセットを頂きながらゆっくり休憩(950円)。とても、ぜいたくな時間を過ごすことができました。このような、ゆったり山歩きも良いですね。

■蛙岩へ
 燕山荘から見た大天井岳への道。素晴らしいのなんの。ちょっと先に岩峰が見えますが、蛙岩のよう。このため、予定を変更して蛙岩の往復をすることとしました。
 槍ヶ岳がだんだん近づいてくる感じも良く、蛙岩に到着。その先も良さそうですが、あきらめて引き返します。(下山後は、あの東沢を降りるぐらいなら大天井岳往復に変更してもよかったかもしれないと思いました。)

■燕岳・北燕岳
 いったん燕山荘に戻り、燕岳に向かいます。花崗岩とハイマツのコントラストが美しく、人気があるのもわかりました。燕岳から先は、ぐっと人が少なくなりますが、北燕岳の山容はなかなか素晴らしいと思うのですが、ここまで来ないのはもったいないと思います。北燕からは全く人がいなくなり、下降点の下ですれ違った方1名のみでした。

■東沢
 表示板の「崩壊・倒木等で大変荒れています」と書いてあったとおりでした。倒木ぐらいなら良いのですが、草がボウボウのところがあって路肩を踏み外したり、急斜面のために滑ったり、河床を歩く区間がわかりにくかったりなど、本当に中房まで降りれるのだろうかと、たいへんきついものでした。途中、2人の方がいて、そのあと、2グループの方とすれ違ったのでほっとしました。

■おわりに
 比較的簡単に燕山荘まで登れて、あの絶景が見られるのですから、人気があるのがわかりました。バスが到着する前に登り始めましたので、すいている時間帯に登れたのも良かったです。
 東沢ですが、稜線から登山口まで3時間弱かかっていますが、登りの登山口から燕山荘までの時間より時間がかかっていました。何度も踏み外したり滑ったりと、たいへんきつい下りでした。なお、実は、hirokさんのルートを参考に、東沢〜餓鬼岳〜白沢というプランもあるかなと考えていましたが、再考しようかと思います。
 すいか、ケーキセット、絶景の山々と、前半はリゾート気分で良かったです。

登山口をスタート
展望が得られました。
とても登りやすいルート。
常念山脈の稜線がみえてきました。
疎林になってきました。
大天井岳でしょうか。
合戦小屋に到着
もちろん、これが目当て!
すいかを頂きます。
とてもうまい。腹一杯になりました。
常念山脈の稜線から、槍がひょっこり。
一方、松本盆地方面は雲海。
高度を上げるに従い、3000mの稜線が見えてきます。
燕山荘が見えてきました。
燕岳
ミヤマキンポウゲの咲く路
タデ系。イタドリ?と雲海。
トリカブトが咲き始め。夏の終盤の気配がちらり。
燕山荘のところまでくると裏銀座の山並みがずらり。
燕岳。
燕岳。
コマクサ
槍ヶ岳
大天井と槍ヶ岳
大天井。左端は常念岳?
燕山荘
チドリ系。テガタチドリかな。
コウゾリナ
ハクサンフウロ
ケーキセット。贅沢な時間を過ごします。
モニュメント
槍からの裏銀座。中央左奥に笠ヶ岳。
コマクサと燕岳。
この景色が素晴らしく、予定を変更して、蛙岩まで向かいます。
見る角度が変わると、それもまた素晴らしい。
名残りシャクナゲ。
左奥に立山・剱岳。中央奥はピラミダルな針ノ木。
未踏の山々なので、行ってみたいものです。
穂高の方まで見えてきました。
大天井〜槍。蛙岩も負けていません。
蛙岩の上から燕岳方面。下に人がいます。
この先も行ってみたいですが、また今度。引き返します。
少し雲が上がってきました。
燕山荘に戻りました。予想外に人混みではありません。
燕岳に向かいます。
いるか岩
クルマユリ。
白い砂が美しいです。
めがね岩
普通の岩
振り返って大天井岳や、燕山荘方面を撮影。
北燕。美しい。
燕岳から北燕岳。す、すごい!
北燕に向かいますが、いったん降りて、振り返って撮影。
半分オベリスクっぽい感じ。
ミヤマダイコンソウ
いたるところにコマクサ
チシマギキョウ
北燕
北燕から燕岳。これもまた素晴らしい。
雲海も良い雰囲気。
さらにこの先に進みます。道は右下にあり、目の前の岩峰は巻きます。
巻き道はお花畑。ハクサンフウロ、ミヤマキンポウゲ。
青空も素晴らしい。
アオノツガザクラとチングルマ
お花のみち
グンナイフウロ
シシウド系
ウサギキク
この雰囲気好きですね。
裏銀座に雲がかかりはじめました。
タカネツメクサ
松本側から熱風、飛騨側から冷風。
せめぎあい。
ここから東沢乗越まで下降します。
雲に突入
あら雷鳥
雷鳥の子?
名残のハクサンイチゲ
チングルマ
お花の多いところでした。
リンドウ系
モミジカラマツ
東沢乗越。ここから中房へ。
谷沿いを急降下。
足下よく見えずかつスリッピー。
ハクサンオミナエシ
ホタルブクロ
ギボウシ
イチヤクソウ
マルバダケブキ
カニコウモリ
ソバナ
倒木の道でした。
このあと、沢沿いまで下ります。
沢沿いのルート。
ペンキや橙色リボンでルート表示。
不安でドキドキハラハラ。
草の中を進みます。
倒木を乗り越えます。
ナデシコ系。センジュガンピ?
丸太橋がルート。
滑りそうで怖い。
ブナ平。ここから下は、
整備された道になりました。
沢がきれい
中房温泉に到着。
ほっとしました。
入浴して帰ります。
露天のみ(洗い場あり)。
700円。
本文中の山の名前・花の名前は十分な特定ができず、勘違い、間違いなどがある場合があります。

本文中の山の名前・花の名前は十分な特定ができず、勘違い、間違いな どがある場合があります。