Top Menu | Mountain | Ski Snowboard |
Snowarea | Camping | Others | Golf |
雪倉岳 2019 |
■日帰り・行動時間計(10時間40分) 駐車場所04:44→04:50蓮華温泉→04:54蓮華温泉キャンプ場04:59→05:04蓮華温泉05:06→06:10天狗ノ庭06:22→07:13白馬大池山荘07:25→08:01船越ノ頭→08:39小蓮華山08:45→09:11三国境→09:31鉱山道分岐→10:02雪倉岳避難小屋→10:30雪倉岳10:43→10:57雪倉岳避難小屋10:58→11:44鉱山道分岐11:46→12:28三国境→12:59小蓮華山→13:32船越ノ頭→14:22天狗ノ庭14:26→15:08蓮華温泉15:09→15:24駐車場所 |
■長野遠征2日目 前日の天狗原・金山の疲れも抜けりませんが、蓮華温泉から白馬方面にチャレンジです。登ってみてからの体調によって(1)白馬大池から風吹大池経由で下山、(2)白馬岳の往復、(3)雪倉岳の往復 という3つのプランを用意して出発です。 しかし、蓮華温泉駐車場に車を駐められなかったことに加え、誤って蓮華温泉キャンプ場のほうに進んでしまい、時間と体力を使ってしまいました...。それでも約2時間で白馬大池に到着。ここから、絶景の道となりました。 ■小蓮華岳・三国境 白馬大池の周辺はチングルマ、ハクサンコザクラが群生していました。小蓮華岳への道は、行き交うハイカーで大混雑。それでも、絶景の稜線歩きはとても心地よいものでした。 三国境まで来ましたが、時間的にも体力的にも大丈夫そうなので、雪倉岳に向かいます。雪倉岳は、本格的に山に登り始めた2009年に、たおやかで美しい雪倉岳を見て、ぜひ行きたいと思っていたところでした。 ■雪倉岳 雪倉岳への登山道に入ると、コマクサ、マツムシソウなどが出現。ウルップソウは完全に終わりですが、最盛期はウルップソウ畑というぐらい株の数が多かったです。さらに進むと雪渓。雪田が消えたあたりには、ハクサンコザクラ、チングルマ、シナノキンバイ、ハクサンイチゲなど、多数の高山植物の花畑となりました。北アルプス随一の花の山といわれているのも納得です。 雪倉の花畑の良さは、ビジュアル的に「花とアルプスの山」であることだとおもいます。 ■下山 下山ルートは悩みました。(1)朝日岳経由で下山→時間的に厳しそう? (2)鉱山道で下山→地図に熟達者向きとありヤバそう? (3)小蓮華岳へ登り返し→登り返しがきつそう で結局、安全策をとって(3)小蓮華岳経由で下山することしました。時間的には早かった気がするのですが、実際はどうだったのでしょうか。 ■おわりに 二日続けて花三昧ですが、アルプスの山の景観は雪倉岳ならではです。花好きのハイカーの皆さんにはぜひ、訪れてみていただきた場所です。 |
もちろん満車でした。 |
蓮華温泉からスタート。しかし道間違いでキャンプ場に行ってしまった。 |
このあたり大群落 |
しかし安全策をとって小蓮華へ |
左端に一応写っている |
本文中の山の名前・花の名前は十分な特定ができず、勘違い、間違いなどがある場合があります。 |
Top Menu | Mountain | Ski Snowboard |
Snowarea | Camping | Others | Golf |
●白馬岳:標高2932m・日本百名山 ●小蓮華山:標高2766m・新潟県最高峰 ■前日泊(栂池)・日帰り・単独行・7:06→16:34(total 9h28m) |
▲栂池ゴンドラ 6:30→栂池自然園 7:06→天狗原 8:04→乗鞍岳 8:58→白馬大池 9:20→小蓮華山 11:05(3h59m) →三国境 11:43→白馬岳12:34 (5h28m) ▼白馬岳 12:56→村営白馬岳頂上宿舎 13:23〜13:45→葱平 14:34→白馬尻 15:53→猿倉 16:34(3h38) [Vertical Drop:1695m] |
朝イチの栂池ゴンドラ(6時半発)とロープウェイ(7時発)に乗車。雲と霧のなかを進むが、栂池自然園まで来るとまさに雲の上に到着。ロープウェイはほぼ満員であったが、登山者はあまり多くないようだ。 さっそく白馬乗鞍岳に向けて出発。降雨後のぬかるんだ道を登る。だんだん視界が開け、杓子岳がまぶしく感動!。遠くには鹿島槍も見える。さらに登ると天狗原に到着。湿原でほっと一息。水芭蕉が一輪だけ咲いているのも発見。そこから大岩のゴロゴロする道を登る。とにかく岩が大きく疲れる。後ろを振り返ると、おそらく火打山、妙高山、高妻山と思われる山々が雲の上に見える。残雪の斜面を通過し、だんだん斜度がゆるやかになってくると、ケルンのある乗鞍岳(白馬乗鞍岳)の頂上。白馬大池山荘の赤と白馬大池の青のコントラストが印象的。山荘の周辺にはお花がたくさん咲いている。 白馬大池からは、右手に雪倉岳をみながら小蓮華山に向かう。途中、コマクサや雷鳥に出逢う。随所に様々な花があり、疲れを忘れさせる。小蓮華を過ぎて、いよいよ白馬岳へ。途中、ウルップソウの群落が見られた。白馬岳頂上は思ったより人が少なく、すいていた。剣岳や立山をはじめ、北アルプスの山々がよく見える。少々休憩して、白馬山荘の方へ下山。要塞のような山荘を通り過ぎて、村営宿舎でみそ汁とコーヒーを頼み、持参したおにぎりで昼食。 そして、本格的な下山。かなりの急斜面である。途中の雪渓のトラバースは、パトロールの方がちゃんと切ってくれてあり、安全に通過。葱平周辺では、小蓮華山とはまた違う花々にも出逢えて良かった。いよいよ大雪渓を下るが、ほんとうに落石が多く見られた。スキーなら簡単な斜面であるが、慣れないアイゼンをつけての下山は結構応えた。大雪渓が終わり、しばらく歩くと白馬尻小屋に到着。白馬尻小屋の方によると、連日の大雨で落石が多く、前々日は通行止めになったとのことだった。白馬尻小屋を過ぎ、そのうち林道となる。このだらだらとした林道は猿倉まで続いた。 はじめての白馬岳であるが、山の景色だけではなく、湿原あり、お花畑あり、池あり、大雪渓ありと楽しいコースであった。 |
地図はGPSトラックログをもとにカシミール3Dを使用して作成しています。なお、この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用しています(承認番号 平22業使第87号)。また、本文中、山の名前・花の名前は勘違いなどで間違っている場合があります。 |