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◆北岳・間ノ岳・農鳥岳・広河内岳 2017 |
■日帰り・単独・行動時間計(一日目:3時間46分 二日目:10時間24分) 広河原・吊り橋分岐10:06→11:47大樺沢二俣→13:05草すべり分岐13:09→13:18小太郎尾根分岐13:21→13:52北岳肩ノ小屋 北岳肩ノ小屋05:17→05:24両俣分岐05:32→05:50北岳06:03→06:42北岳山荘06:49→07:17中白根山07:31→08:24間ノ岳08:42→09:17農鳥小屋09:29→10:02西農鳥岳10:12→10:34農鳥岳10:54→11:14大門沢分岐11:17→11:32広河内岳11:48→12:02大門沢分岐12:07→13:21大門沢小屋13:46→15:25奈良田ゲート→15:41奈良田駐車場 |
■ 当初は熊ノ平小屋の計画 白根三山のルートは、たいへん魅力的なルートですが、北岳山荘や肩ノ小屋は週末は相当な混雑が予測されるため、熊ノ平小屋泊で計画をしていました。2日間晴れる日はなかなかなく、計画が塩漬けのまま今回まできてしまいました。 こうしたなか、今週末は台風の影響の可能性があり、山行きを中止にした登山者も多いと想定されたこと、朝のうちは雨も予想されたことなどから、出発時間を遅らせる(奈良田バス第1便→第2便)、宿泊先を手前に変更(熊ノ平→肩ノ小屋)として組み替えていくこととしました。 なお、奈良田駐車場にて、肩ノ小屋に電話予約しています。一人一スペースは大丈夫そうなことを確認しています。(混雑するようなら白根御池泊に再変更もありうるかと考えていました) ■ 東京は雨だけど 出発時は東京はかなりの雨でしたが、中央道で甲府盆地に入ると、北岳をはじめとして南アルプスの展望が広がりました。結果的には奈良田バス1便でよかったようです。 奈良田は第二駐車場に駐車。車の台数は少ないです。第2便のバスも、釣り人も含めて全員着席できたぐらいです。広河原も、時間帯が遅いので、静かでした。 ■ 肩ノ小屋へ 大樺沢ルートで登りますが、時間帯が遅いのか、静かな山歩きとなりました。小太郎分岐からの稜線もガスで展望はわずかでした。肩ノ小屋からも、ときおり山頂方面が見えたり、富士山がちらりと見えた程度でした。 小屋では、夕食の時間は1回目(16:40だったかな)と案内されました。1日目は48人ですので、48番以内の到着ということでしょうか。この日は夕食3回転ということですので、最大でも144人以下、定員は150人と表示されてますので、1人1スペースといったところでしょう。なお、1スペース確保できましたが、敷き布団3枚に4スペース表示されています。(通路側ということもあり、それなりの空間が確保でき狭くて困ったことにはなりませんでした) それにしても、横になるもなかなか眠れませんでした。狭いとか、うるさいとかではなく、単に苦手なようです。というか、早い時間帯に寝れないというだけかもしれませんが。 ■ みごとな夕暮れ 夕食後に散歩に出てみると、北岳周辺では雲頂高度が下がり、ガスがとれ始めました。西側の野呂川の谷、東側の早川の谷の両方が降温された効果かと思います。時間経過とともに仙丈ヶ岳、さらに遅れて甲斐駒ヶ岳がガスから抜け出ました。たいへん興味深い気象現象でした。 夕食後の散歩は、両俣分岐まで行ってみました(小屋のサンダル履きだったのでここまで)。分岐からは間ノ岳も見ることができました。日没は雲海に沈み、静かに見ることができました。 ■ 朝から快晴、3000mの稜線 4時半頃、外に出てみますが、星がきれいです。東の空も赤くなりつつあります。しかし、とても寒いです。この日の気温は5度だったとのことです。朝食を食べて、ご来光を見てからのスタートです。 この後は、北岳、間ノ岳、農鳥岳と、行く先々ですばらしい景色が望めました。特に北岳は、南から見るとかなりの鋭鋒に見えるのに改めて驚きました。また、登り返しも200m級とそれほどではなく、各所で写真を撮ったりして、始終のんびりモードで歩くことができました。 ■ 広河内岳でサプライズ 大門沢下降点に到着時点で、時間的に余裕があるし、天気もすばらしく、体力も余力があるので、広河内岳まで往復することとします。 広河内岳までの道は、これまでとは異なり、だれもおらず静かな山歩きとなりました。稜線の美しい道で、後ろを振り返ると農鳥岳の勇姿がすばらしいです。 途中の小ピークから、山頂で休憩している人が1人確認できました。広河内岳に近づくと、その登山者が下ってくるのがみえました。つい最近、みたようなウエアの登山者です。驚きました。なんとhirokさんでした。(今週のhirokさんは北アではないかと予想していました) 私が大門沢下降点で寄り道せずにそのまま下っていたら会えなかったので、ちょっとした偶然の積み重ねに驚きます。なお、hirokさんと偶然の出会いは4回目で、栃木足利の山、伊豆稜線、乗鞍岳、広河内岳です。乗鞍以外は登山者の少ない場所ですから、そういう場所ほど出会う可能性が多いということでしょうか。 ■ 長〜い大門沢ルート 長い大門沢の下りですが、hirokさんの今回の白根南嶺の話とか、熊ノ平から塩見岳のルートの話とかを聞き、新たな情報を仕入れたので、これからの山行きにいかしたいと思います。長いルートでとても暇なので、hirokさんと一緒で助かりました。ただ、長いのは確かですが、途中で沢、橋などがあり、それなりに変化があって、1月前に行った鳳凰の中道よりは飽きなかった感じがしました。 ■ おわりに 下山後はhirokさんにおすすめを聞いて、奈良田の温泉に入りました。550円と安いですが、お湯は「つるつる系」で、いいかんじでした。hirokさんは直帰するとのことで、今回は私一人で入浴です。 8月のもやもやを吹き飛ばすような展望。そしてhirokさんとの出会い。エキサイティングな2日間でした。 |
今年の紅葉はどうなる? |
両俣分岐まで。 |
流れていきます。 |
槍と穂。 |
北岳、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳 |
仙丈ヶ岳・甲斐駒ヶ岳 |
北岳、甲斐駒ヶ岳、赤岳がみえる。 |
富士も雲海の上。 |
素晴らしい! |
500円。うまい。 |
本文中の山の名前・花の名前は十分な特定ができず、勘違い、間違いなどがある場合があります。 |
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●北岳:3193m・日本百名山・山梨百名山 |
■夜行日帰り・単独行・6:04→15:43(行動時間計 9h39m) ▲広河原 6:04→二俣 7:59〜8:19→御池分岐 9:43〜9:49→肩の小屋 10:51〜11:14 →両俣分岐 11:38〜11:42→北岳山頂 12:03(5h59m) ▲北岳山頂 12:24→肩の小屋 12:49→御池分岐 13:14→白根御池小屋 13:58〜14:06 →広河原山荘前 15:37→広河原 15:43(3h19m) |
「今年は北岳に登りたい!」と、北岳登頂を目標としてきました。しかし、標高差1700mや行動時間の制約(最終バスまでに下山)を考えると自信がない。このため、いろいろな山行きのトレーニングを積み重ねてきました。北高尾山稜、赤岳、白山などを経て「行けるかも」ということで行ってきました。 芦安の第3駐車場に駐車。平日ですが午前1時で、ほぼ満車状態。4時過ぎまで 仮眠します。芦安から広河原まではジャンボタクシーで行きました。バスより100円高いですが、快適です。帰りの最終バスのことを考えると、バスより早く到着するのはありがたいです。 さて、野呂川の吊り橋を渡って、大樺沢を登ります。先のことを考えてスピード を抑えて登ります。二俣には雪渓が残っていてひんやり気持ちいいですが、ここから先、樹林帯をぬけるので、とてつもなく暑いです。しかし、だんだんガスが出てきて、涼しくはなりましたが、景色が見えなくなるのではないかと心配です。肩の小屋には、ほぼ予定どおり到着。ここでコーヒーをいただいて、ゆっくり休憩。ほぼ正午に、山頂に到着です。ガスが出てますが、時折、仙丈ヶ岳が見えます。昨年登りましたが、見ると再び行きたくなりますね。下山コースは、御池経由としました。御池小屋の水はおいしかったです。 北岳では、花の山をたくさん写真も撮りました。この時期ですからキタダケソウ は咲いていませんでしたが、山頂付近の寄せ植え風の花は良かったです。まあ、肩の小屋の花壇の「ウルップソウ」は.... いずれにしても、こんどは間ノ岳まで縦走したいと思いました。日帰りでは無理 なんですけどね。 |
地図はカシミール3Dを使用して作成しています。なお、この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用しています(承認番号 平22業使第87号)。また、本文中、山の名前・花の名前は勘違いなどで間違っている場合があります。 |