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◆鳳凰三山 2017 |
■日帰り・2名・行動時間計(10時間4分) 青木鉱泉04:44→05:55南精進ヶ滝06:01→07:03白糸の滝07:11→07:32五色の滝07:40→08:24鳳凰小屋09:03→09:58アカヌケ沢の頭10:11→10:42鳳凰小屋分岐10:43→11:03鳳凰山11:25→11:51薬師岳12:23→12:49御座石→13:52林道出合→14:14中道ルート登山口→14:48青木鉱泉 |
■突然に鳳凰三山 木曜日から北アルプスに行く計画をたてていましたが、天気予報が思わしくなく、考え込んでいました。 そこに、hirokさんの「北アルプス行きを中止」したとの情報が入り、「それなら、ダメ元でもどこか突撃しませんか?」ということで、急遽、一緒にどこかの山に行くこととなり、鳳凰三山に行くこととしました。 ■森と滝 登りはドンドコ沢コースを登ります。南アルプスらしい森の道です。台風などの後のためか、途中の沢の水量も多く、最初の名もなき小滝が立派で、それが南精進ヶ滝と勘違いするほどでした。鳳凰滝、白糸滝、五色滝と、いずれも水量豊富でダイナミックな滝でした。急登ですが、なかなか楽しいルートです。 しかし、次第にガスに覆われるようになり、稜線の展望は厳しいと想像され足取りも重くなりました。 鳳凰小屋にて、昼食休憩。水場を使わせていただきました。登りの途中に水場があるのはありがたいです。小屋の周りは、たくさんの種類の花が咲いていました。 ■オベリスク 小屋を過ぎで、砂の道になります。足元がくずれるため、つらい登りです。 しかし、ガスの先に青空がみられ、左的は観音岳が姿をあらわし、正面にはオベリスクも姿をあわらしました。足元にはタカネビランジがあちこちに咲き誇ります。 どうやら雲の上に出られたようです。甲府盆地側の雲頂高度は2500mくらい。甲府盆地から上がってきた雲が、稜線の西風に吹き飛ばされるような状況でした。 オベリスクは、2回目の訪問ですが、前回はガスでわずかしか見えなかったので、今回は幸運でした。やはり、カッコイイです。 ■タカネビランジ 鳳凰小屋の手前からちらほら見られ、オベリスク下の砂の道付近では各所に見られました。観音岳、薬師岳への稜線の途中にも、岩陰などに多数みられ、中には大きな株もありました。時期的には、満開で見ごろといったところでしょうか。 ■中道の下山 延々と変化のない樹林帯が続きました。ランドマークは途中の御座石くらいです。上部は急な岩と根の道、途中からカラマツと笹の道になります。単調な道が続き、それなりの標高差がありますので、とても疲れました。 下山後は青木鉱泉で入浴して帰りました。 |
白糸をはるかに超える水量。 |
虹が見えました。 |
タカネビランジがちらほら。 |
ありがとうございます。 |
(鳳凰小屋の方に教えてもらいました) |
オベリスクらしきものが見えます。 |
お地蔵様が多数おられます。 |
山頂だけ見えません。 |
あちこちに咲いています |
オベリスクが少しだけ見えます |
中道コースの貴重なランドマーク |
本文中の山の名前・花の名前は十分な特定ができず、勘違い、間違いなどがある場合があります。 |
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●高嶺:2779m ●赤抜沢ノ頭:2750m ●観音岳:2840m ●薬師岳:2780m |
■日帰り・単独・行動時間計(11h55min) 広河原6:18→白鳳峠登山口6:31-34→白鳳峠8:44-54→高嶺9:51-10:02→赤抜沢ノ頭10:47 赤抜沢ノ頭11:13→賽の河原11:16→赤抜沢ノ頭11:25 赤抜沢ノ頭11:29→観音岳12:19-26→薬師岳12:46 薬師岳13:00→南御室小屋13:44-14:00→苺平14:24→杖立峠15:10→夜叉神峠15:42-50→夜叉神峠登山口16:13 |
■はじめに 「地蔵岳のオベリスクを見てみたい!」と以前から構想を練るも、大きな標高差と長時間のコースのため、躊躇していました。昨年9月には、広河原まで行くも自信がなく、急遽、目的地を仙丈ヶ岳に変更したぐらいヘタレでした。 今年は、それなりにハードな山行きをこなしてきており、満を持して臨みます。ちょうど「タカネビランジ」の見頃と思われますし、小笠原上空にあった寒冷低気圧も西に抜けて落雷のリスクも少なそうということで、決行です。 ■広河原へ 東京を夜発で夜叉神峠に向かいます。東京から芦安は近いですね。おかげで4時間も睡眠をとることができました。5時30分発の路線バスに乗りますが、混んでいて立ち席です。40分間山道を揺られるのはしんどかったですが、仕方ありません。6時10分頃に広河原に到着しました。広河原はすっきり晴れています。北岳もどどーんと見えました。 ■白鳳峠・赤抜沢の頭へ 準備を整えて白鳳峠登山口に向かいます。ほとんどの人が北岳に向かったか、北沢峠行きバスにのったようで、白鳳峠に向かったのは、私と、女性2人組のみのようです。女性2人組のパーティは、私と同じ日帰りで夜叉神峠までという行程。ピークごとにお会いし、南御室小屋まで抜きつ抜かれつでしたが、日没までに夜叉神峠まで戻れるか不安だった私にとっては、ペースを参考にさせていただき、本当にありがたかったです。 さて、白鳳峠までの道ですが、とにかく急登です。丸太によるハシゴが多いのですが、濡れていて滑りそうで怖い状態でした。連続する鉄ハシゴやロープもあり、おかげで標高はぐんぐん上がっていきます。やがてゴーロ帯となり展望が開けます。振り返ると北岳が見えます。こののちガスに巻かれますので、北岳を見たのはこれが最後となりましたが。 白鳳峠からは、高嶺に向かいます。高嶺直下は、岩場です。ストックをしまい、三点支持で登っていきます。高嶺からは、ガスがなければすばらしい展望なのでしょうけれど、残念でなりません。 高嶺をすぎると、やがて白砂と奇岩の道となります。タカネビランジも満開!の状態で、あちらこちらに咲いています。なかには、岩と岩のすきまに咲いている「ど根性ビランジ」もあります。 ■オベリスク・観音岳・薬師岳 赤抜沢の頭に到着すると、ちょうどガスがとれてオベリスクが見えました。感動です。しかし、すぐにまた隠れてしまったので、昼食でもとりながら待つこととします。本日もカップ麺+コーヒーです。そして、荷物を片付けおわったとき、再びガスがとれてきました。これは急がないといかん、ということで賽の河原まで駆け下り、なんとか写真を撮ることができました。 観音岳・薬師岳までは、白砂と岩の道が続きます。観音岳は鳳凰三山の最高地点です。また、薬師岳の山頂は白砂とハイマツの庭園状の広い空間で、どこがピークなのかわからない感じでした。ほんと、晴れていたら、気持ちの良い稜線なんでしょうが、つくづく残念です。でも、タカネビランジはあちこちに咲いており、来てよかったと思いました。 ■夜叉神峠駐車場へ 薬師小屋から先は樹林帯の中となります。もう、ここからは下山のみです。コースタイムでは約5時間もあります。何カ所か登り返す区間もあるのできついですが、下りの斜度は緩く、とても歩きやすい道でした。このため、一応膝痛にならないよう気をつけながらも、早足でガンガン下ります。南御室小屋では、冷たい水を頂くとともに空いたペットボトルに補給します。さらに、ペットボトル2本は自宅に持ち帰り用です。 下るについて、晴れ渡った甲府盆地が見えてきました。ガスはこのあたりの高山だけにかかっているようでした。夜叉神峠も良く晴れていました。駐車場には4時過ぎに到着。広河原を出てから休憩込みで約10時間でした。 ■下山後 下山後の温泉は、いつもの金山沢温泉ではなく、今回は桃の木温泉にいくこととしました。源泉掛け流しで良いお湯でした。 夕食は、以前に気になっていた「南プス食堂」に行きました。 |
いわゆる「ど根性タカネビランジ」です。 |
ピンク+青+白 |
地図はカシミール3Dを使用して作成しています。なお、この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認(平23情使第177号)を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用しています。また、本文中の山の名前・花の名前は十分な特定ができず、勘違い、間違いなどがある場合があります。 |