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富士山 2018 |
■日帰り・行動時間計(7時間27分) 富士宮口五合目04:32→04:44富士宮口新六合目→04:47六合目雲海荘→05:16新七合目御来光山荘05:22→05:44元祖七合目山口山荘05:48→06:09八合目池田館06:21→06:40九合目萬年雪山荘06:50→07:04九合五勺胸突山荘07:08→07:27富士宮口頂上07:46→08:03富士山08:25→08:34御殿場口頂上→08:51吉田口頂上09:21→09:42御殿場口頂上09:47→10:13御殿場口八合目10:16→10:21御殿場口七合九勺・赤岩八合館→10:29御殿場口七合四勺・わらじ館10:37→10:40御殿場口七合目→10:49御殿場口下り六合(走り六合)→10:54宝永山馬ノ背→11:00宝永山11:05→11:17宝永第一火口11:24→11:30宝永第一火口縁→11:35宝永第二火口縁→11:55五合目宝永入口→11:59富士宮口五合目 |
■社食で「富士山行く?」 会社の社員食堂にて「富士山行く?」という数日前の気軽な会話から、本当に富士山に行くことになりました。開山前ですが、亜熱帯高気圧(500hpaサブハイ)が強まるタイミングでしたので、上層は下降流が見込まれ、雲が上昇できないと見込んでの山行きです。 今回のパートナーは、1ヶ月前に「八ヶ岳野辺山ウルトラ100km」をともに走った友人です。私と違ってランナータイプで、登りをものともせずに走ることができます。しかし、富士山は初めてとのこと。ここは、登山に一日の長がある私のエスコート?というか道案内となりました。 ■高度順応できるか 富士宮口の標高が2400mですので、スペック的には丹沢の塔ノ岳とそれほど違いません。しかし、空気が薄い分だけきつく、以前に登ったときも高度障害で大きく失速しています。友人も3000m超えは初めてとのことで、スロースタート&イーブンペースを心がけました。 富士宮口は、小屋の間隔が概ね標高200m(9合から先150m)ごとにあるので、ペースがつかみやすいです。9合5勺から先はさすがにきつくなりましたが、大きな高度障害はなく富士宮山頂まで到着できました。タイムトライアルではないので時間は気にしていませんでしたが、時計をみると3時間を切っていました。 ■富士山を堪能 時間も早いし、剣が峰に向かいます。剣が峰では記念撮影をし、南アや八ヶ岳の山座同定を楽しみます。 お鉢周りをしようかと向かいますが、私がトレランシューズを履いていったため、ごくわずかに残っている雪渓を通過できず、引き返して吉田口山頂まで向かいます。吉田口付近からは、山中湖、河口湖、西湖、そして遠く奥秩父主脈や浅間連山などの展望をみながら、ここで昼食休憩をとりました。 下山は、せっかくなので、宝永火山経由のプリンスルーととします。砂走りや宝永火山の様子など、これまた良い感じでこのルートでくだってよかったと思いました。最後は樹林帯を通って五合目駐車場に戻りました。 なお、今回水を2.5L +ゼリーを担ぎましたが、気温が低く1.0Lしか消費しませんでした。 ■おわりに 下山後は、毎度のことですが、印野にある「御胎内温泉」で入浴。そのあとに「魚啓」に行きますが、なんと大行列。海鮮丼をあきらめざるを得ず、それだけが心残りでした。 今回、たいへん天気が良く、素晴らしい天気と展望。いいペースで登ることができました。友人は、もっと時短できそうなので、富士登山競走のエントリーを勧めておきました。 ※閉山期の富士山は「万全な準備をしない登山者の登山禁止」とされています(ガイドライン。以下同じ)。「充分な技術・経験・知識としっかりとした装備・計画を持った者の登山は妨げるものではない」が「『登山計画書』を必ず作成・提出すること。」とされています。このため、静岡県警に登山計画書を提出することになります。 しかし、このガイドラインには「『登山計画書』を提出したとしても、そのことをもって登山道の通行を許可したことにはならない」とも書いてあります。ガイドラインを作成した関係者の葛藤や苦悩が想像されるような記述です。我々登山者は、遭難や事故などないよう努めないといけないと改めておもいました。 |
盛り上がっているのは箱根? |
五合目からサブ3。 |
赤いマーキングのところ |
遠くに江ノ島 |
丹沢は雲の中 |
三つ峠山や九鬼山もわかる。 |
本文中の山の名前・花の名前は十分な特定ができず、勘違い、間違いなどがある場合があります。 |
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◆富士山五合目・富士急コニファーフォレスト 2017 |
■日帰り・単独・行動時間計(3時間1分) 富士スバルライン五合目(河口湖口)10:34→11:07寄生火山→11:15御庭→11:20奥庭荘→11:44精進口三合目→12:11二合目→12:21東軒林道ゲート→12:41船津口登山道車止め→13:35北麓駐車場 |
■富士急ハイランドコニファーフォレスト 子どもの友人が出演しているアイドルグループの応援で、子ども2人をつれて富士急ハイランド・コニファーフォレストに行くこととなりました。 開演は午後5時からですが、早めに行くこととします。車は富士急ハイランドの駐車場ではなく、ライブ会場のすぐ裏手にある富士登山用の北麓駐車場にとめ、富士山五合目の散策などを楽しんでから下山、ふじやま温泉で汗を流し、ライブに向かうというオペレーションです。 しかし、天気もぱっとしない状況のなか、子どもらは御庭付近を歩くのはしんどいとの話もあり、子供らはふじやま温泉で休養・睡眠をとることにし、私単独で五合目に行くことになりました。もっとも、私一人ならば五合目散策ではなく、そのまま駐車場まで下山してしまえばバスも片道分で済みますので、五合目から走っておりることとしました。 ■五合目・吉田口登山道 五合目ではみごとな雲海でした。雲海からは御坂山塊が頭をだしており、なかなかの景観です。しかし高層雲があるため、青空ではないのが残念でした。御庭へのお中道ルートでは、シャクナゲが随所で咲いていました。 御庭からは一気に高度を落とします。雲海の高度に入ると雨に降られましたがひどく降ることはなく、森の中の道を下りました。 なお、お中道は歩き、下山路は走りです。 ■吉田うどん・ふじやま温泉 下山後、まずは吉田うどんを食べます。あきらうどん店により、あきらうどん大盛りを食べました(確か750円)。具も多く、もちもち感あって、汁まで完食。おいしかったです。 富士山温泉は、通常価格より若干安い1時間コースがあって1300円でした(これでも高いけど)。ここで子どもらと合流します。 ■欅共和国2017 ライブ会場である富士急コニファーフォレストに向かいます。人混みは苦手ですが、なんとか会場に到着。曇りのため涼しくて快適でした。 富士山に負けないような圧倒的なパワーを感じたライブで、感動しました。子どもの友人も、歌やMCと大活躍で良かったです。 |
中央は節刀ヶ岳かな? |
雲の中に入りそうです。 |
「あきらうどん」の大盛り。 |
再び、こどもと合流。 |
コニファーフォレスト。 ライブ会場です。 |
本文中の山の名前・花の名前は十分な特定ができず、勘違い、間違いなどがある場合があります。 |
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■日帰り・単独・行動時間計(8時間50分) 須走口五合目05:00→05:05古御嶽神社→05:57須走口登山道六合目06:00→06:23須走口登山道本六合目06:28→07:02大陽館07:05→07:06須走口登山道七合目07:09→07:31須走口登山道本七合目07:44→08:00須走口登山道八合目08:07→08:19須走口・吉田口登山道本八合目08:23→08:31須走口・吉田口登山道八合五尺08:38→08:58須走口・吉田口登山道九合目09:01→09:27久須志神社10:01→10:18須走口・吉田口登山道八合五尺→10:25須走口登山道八合目10:27→10:32須走口登山道本七合目10:34→10:44須走口登山道七合目10:45→10:52大陽館→11:17砂払五合目11:23→11:35古御嶽神社→11:39須走口五合目12:04→13:19道の駅すばしり→13:24東口本宮冨士浅間神社13:30→13:38道の駅すばしり13:42→13:50須走口シャトルバス乗り場 |
■天気予報 北or南アルプスに行こうと夏休みをとりましたが、悪い天気予報。典型的な9月の天気ですね。このため日帰りで他の候補を探します。 700hpaは概ねドライ、下層も温度が下がってきているということで、こんなときに天気が良いのは富士山ぐらいかなぁなんて思い、2週続けて富士山へ。 上空の寒気がじわじわ南下傾向なのですが、なんとか逃げ切れそうです。 ■須走口 先週は吉田口でしたので、今回は須走口です。須走口も五合目は行ったことがありますが、登るのは初めてです。吉田や富士宮に比べてスタート地点の標高が400mほど低く、その分ややハードになります。 スタートから樹林帯、草地と緑の多いルートです。トモエシオガマ、トリカブト、ヒゴダイ、フジアザミ、ムラサキモメンヅルなど、花の多いルートでもありました。 また、先週同様、雲海がみごとでしたが、雲海の表情は様々だなぁと思いました。 しかし、本七合目あたりから足がとまりはじめます。本八合目から山頂まで先週は50分でしたが、今週は1時間超え。結局到着は9時半。先週より1時間遅い時間帯になりました。 ■東口本宮冨士浅間神社へ 五合目往復だけでは味気ないので、先週同様、浅間神社まで下ることにします。この金曜日は正午から交通規制が始まるため、ふじあざみラインも快適に歩け(走れ)そうです。須走からはシャトルバス(30分ごと)で戻れるというのも便利です(シャトルバスの他に路線バスもありますが便が少ない)。 ふじあざみラインは車道ですが、下っていると、並行して、富士箱根トレイルがあることがわかりました(トラックログでは道ではない踏み跡を歩いている区間があります)。やや荒れていますが、歩きやすい(走りやすい)道でした。 道の駅を通過し、浅間神社へ。荘厳な雰囲気がありました。 いったん、道の駅に戻り、その上部にあるシャトルバス乗り場に向かいました。2時発の便に乗車。乗客は全部で3名。がらがらでした。五合目に戻るとガスで真っ白。霧雨が降っていました。 ■おわりに 予定外の富士山でしたが、先週の吉田口、須走口と未踏のルートに行ったことで、「富士山通」になった気がします。 それにしてもこの天気、関東一円全滅で行くところがないですねぇ。 |
5時ジャストにスタート。 |
トモエシオガマ。 |
ガスのなかから須走口五合目駐車場が一瞬見えました。 | いっきに砂走りをおりて、砂払五合目 | ここから第二部。ふじあざみラインを下ります。車がほとんど通らず快適! |
途中から富士箱根トレイルに入って、すごい景観。 | 並行する富士箱根トレイル。やや荒れてますが。(他にも交差する踏み跡あり。) | 交通規制のおかげで、ふじあざみラインを独占して走ります。 |
シャトルバス乗り場まで戻ります。左の建物はトイレ棟。 |
2時発のバスが到着。戻った五合目はガスで真っ白・霧雨でした。 |
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■日帰り・単独・行動時間計(9時間29分) 吉田口五合目05:07→05:16泉が滝→05:29六合目05:32→06:44八合06:55→07:40本八合目07:41→08:05九合目08:11→08:30久須志神社08:50→09:08八合五尺→09:13本八合目→09:18八合目09:21→09:51獅子岩09:53→10:06六合目10:28→10:42佐藤小屋10:47→10:48五合10:50→10:55四合五勺御座石浅間神社10:58→11:04四合大黒天11:06→11:20三合11:24→11:32二合11:33→11:49一合→11:58馬返し→12:40中の茶屋→13:22北口本宮富士浅間神社13:27→13:55吉田うどん・玉喜亭14:13→14:36北麓駐車場 |
■はじめに 天候判断が微妙な週末でした。このため、前線位相の影響が小さく、700hpa湿数がドライの予想の、富士山に行くこととしました。当日未明まで雨でしたので、雲海も期待できます。 富士山には閉山期に富士宮口から4年連続で登っていますが、開山中に登るのは初めてです。また、吉田側から登るのも初めてです。 ■ご来光バス? 北麓駐車場のシャトルバスの1便は4:30発です。4時すぎには行列ができており、バスは4:00に入構、4:10に繰り上げて出発しました。なんとか補助席に乗り込めました。4:50頃到着したので、ご来光が見られそうです。(2週続けてご来光バスになりました) ■山頂へ ご来光を見て出発します。時間は5時過ぎています。五合目は風はありますが、冷たくはありませんでした。半袖の上に、一応フリースを着て出発します。 六合目まではゆるやかな道で高度があがりません。6合目からはこれから登るルートがよく見え、まるで要塞のような擁壁と多数の小屋が見えます。 小屋が多すぎて○合目がどこだかよくわかりませんでした。(富士宮口だと、概ね等間隔に小屋があるのでわかりやすいのですが) 途中、小屋を出発した団体さんもおり、にぎやかな道でした。岩っぽいところでは渋滞気味になることがありますが、気になるほどではありません。 山頂には8時半に到着。予定より早く登れましたが、雲の影響で直射日光を浴びなかったのは助かりました。ここまでの水の消費も1Lでした(3.5L担ぎ)。風が強かったのはきつかったです。 ■下山 今日は剣が峰もお鉢めぐりもパス。浅間神社への長い下りに向かいます。 下山時になると、雲がだいぶとれてきました。下界への高度差をがっつり感じられる道でした。 6合目で浅間神社に向かいます。途中には、神社やかつての山小屋など、富士の歴史を感じさせるような、なかなか素晴らしい道でした。また、予想外に多くのハイカー、ランナーが登ってきました。 しかし、馬返から先は長かったです。遠かった。暑かった。きつかった。浅間神社に到着したときにはほっとしました。浅間神社は厳かな雰囲気で、やはり、ここから登ると気分が高まるのだろうと思いました。(下りではなく登るべきなんでしょうね) ■おわりに 吉田口から登ったのは新鮮でした。小屋の数には驚きました。水は高いと聞いていたのですが400円もするのですね。トイレの300円もびっくり。ぐったりしている人も多くいて心配になりました。 それと最近、バスやロープウェイで標高を稼ぐ山歩きが多くなっている気がします。軟弱になってる? |
時刻表では4:30が始発ですが、1便が4:10に出発、4:50頃到着。バックに富士が見えます。 |
手前はアンテナがあるので三つ峠山。奥の中央右の形の良いのは雲取山?、奥の中央ぽっこりは飛竜? |
山中湖が不明なのですが御正体? 左奥のあの形は大岳山? | 日の出館。吉田ルートは小屋が多すぎてよくわかりません。 |
涼しかったからかな。 |
幸せな気持ちになりました。 |
ようになりました。 |
矢倉岳でしょうか。 |
しかし丹沢は雲の中のようです。 |
すっかり晴れましたね。 まだ10時半前です。 |
オンタデのお花畑。普段は写真をとらない花なんですが、ここまで咲くとみごとです。 |
かつて小屋があったところなど、解説板が設置されています。 |
廃小屋がたくさん | 。
馬返から結構遠いです。 |
途中の玉喜亭に立ち寄り。 |
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■日帰り・単独・行動時間計(7h37min) 五合 5:40→六合 5:56-59→新七合 6:35→元祖七合 7:15-26→八合 7:59-8:04 →九合 8:47→九・五合 9:21→富士宮山頂 10:01(4h21min) →剣が峰 10:22-10:59→富士宮山頂 11:07→五合 13:17 |
■はじめに 毎年恒例?となってしまった、開山前の富士登山(4回目)です。 静岡県警に登山計画書を提出したところ、自宅に電話がかかってきたそうです。家の者が出ましたが「残雪が多く、踏み抜きやすい。転落に注意せよ」とのアドバイスだそうです。昨年も同様に提出していますが、電話はかかってきていないので、今年は特に危険度が高いということなのでしょうか。それとも、昨年夏に策定された富士登山のガイドラインの影響でしょうか。 なお、アイゼン、ピッケル、ヘルメット等装備面はちゃんと記載しているので特段の指摘はありませんでした。 ■山頂を独占 剣が峰。周囲の山々は見えませんでしたが、青空の中の雲海は見事でした。山頂に40分くらい滞在しましたが、30分くらいは独り占めで、くつろぐことができました。 ■雲海と霧 登山開始時点では快晴。しかし次第に積雲が発生し、山頂到着時は、雲海となっていました。ただ、雲頂高度が3500m程度に抑えられていたため、見事な雲海が見られました。 下山時は雲の中(霧の中)を下りますので、若干ぬれました。 ■高度障害 高度があがるにつれて、登るスピードが落ちます。立ちやすみも何度もしました。雪が多いのもありますが、昨年よりも時間がかかっています。また、下りのときは昨年と同様に軽いめまいがしました(水ヶ塚(1500mくらい)まで下りると直るのも昨年と同じ)。夏に向けて、高山への順応させないといけないですね。 |
バリケードが簡易なものになっ ていました。また、下山時にはなくなっていました。翌日から六合まで通行可となるようなので、準備でしょうか。 | 天気も良いです。 |
昨年より通りやすいです。 |
新七合まで雪渓を歩きます。この時間は雪が固くて登りやすかったです。 | 愛鷹山と登ってきた雪渓。 |
成長しないことを願います。 |
結構でこぼこが多いですね。 |
落下や踏み抜きに きをつけねばなりません。 |
例年の開山日までにとけそうもないきがしますが。 |
写真ではそれほどでもないように見えますけど。 |
昨年の写真と比べてみましたが、圧倒的に雪が多いです。 |
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●富士山:3776m・日本百名山 |
■日帰り・単独・行動時間計(8h00min) 五合目 4:26→六合目 4:41→新七合目 5:13-18→元祖七合目 5:50-53→八合目 6:22(1h56min) 八合目 6:33→九合目 7:04-12→九合五勺 7:38-51※アイゼン・ピッケル装着→富士宮山頂 8:27(1h54min total4h01min) 富士宮山頂 8:27→剣ヶ峰 8:42-9:23→(お鉢めぐり)→富士宮山頂 10:21 山頂 10:21→五合目 12:26 |
■はじめに 残雪期の富士山を考えていましたが、他の山行きを優先させてしまい、この時期になってしまいました。 しかし、前々日に山頂付近に降雪があったようなので、少し積もっていることを期待します。また、念のため、ピッケルも持って行くこととしました。 ■富士宮口〜山頂 日の出とともにスタートです。 昨年同時期に来た時は、6合目を過ぎると雪が出てきて、8合目の建物の裏は雪で埋め尽くされていました。しかし今年は雪が少なく、雪道となるのは9.5合目より上でした。 前々日に降雪があったようで、汚れた雪が少しきれいになっていました。 おかげで、お鉢巡りは、新雪に足跡をつけることができました。久々の雪の感触、よかったです。 ■おわりに 山頂まで4時間。元祖七合目・標高3000mを超えたあたりから歩く速さが著しく遅くなったのは相変わらずの課題です。また、下山時はめまいがしてぼーっとしながら下りたため、難度もずっこけ、時間もかかりました。高度障害でしょうか。 |
深夜に到着したときには星がたくさん見えました。写真は駐車場からの朝焼け。 良い天気です。 |
バリケードはなくなっています。普通に通過できます。 この上にある「トイレ」は閉まっていました。(下山時も閉まっていました) |
六合目。この裏に通行止めのバリケードがあります。以前のものより「立派」になっていました。 |
昨年同時期は屋根の高さまで雪でした。 |
この先の安全を祈願します。 |
ここでアイゼン+ピッケルを装着します。 |
雪渓を直登。振り返って撮影。それなりの角度ですが、雪がやわらかいので怖くはありません。 | 三島岳が見えます。 |
雪の方が、夏の砂利より登りやすいと思います。 |
測候所の先の方まで行ってみました。まずは、ここを下りてきました。お釜側は崖です。 |
測候所の先の方から振り返って撮影。なかなかの展望でした。以前はここがお鉢巡りのルートだったようですが、今は廃道となっています。 | 外側をみると、ずっと下の方に大沢崩れが見えました。落ちたら遙か下まで逝ってしまうでしょう。 |
ちょっと重なってしまっています。 |
山専ボトルで楽々熱々です。 |
お鉢巡りですが、剣が峰直下のトラバース。角度はありますが、落ちても止まりそうな雪質でしたので、高度感はそれほどでもありません。 |
河口湖。手前の山並みは御坂連山で、黒岳は主峰らしい風格です。右端のピラミダルなのは三つ峠。御坂連山のすぐ後ろには、もっこり型の釈迦ヶ岳。奥秩父の山がみずがきから飛龍あたりまで写っています。三つ峠の左上に大菩薩嶺。 |
須走口の山頂。前回登った檜洞丸など丹沢の山々が見たかったのですが、残念ながら雲の中でした。 | 下山します。山頂直下の雪渓。積乱雲が発生してきました。 |
地図はカシミール3Dを使用して作成しています。なお、この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認(平24情使第201号)を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用しています。また、本文中の山の名前・花の名前は十分な特定ができず、勘違い、間違いなどがある場合があります。 |
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●宝永山:2693m |
■日帰り・計2名・行動時間計(3h18min) 富士宮口駐車場8:00→宝永火山9:38→富士宮口駐車場11:18 |
■はじめに ちょっと山歩きをして、御殿場・魚啓でごはんを食べ、御胎内温泉にて入浴をするという「ゆる登山」です。 目的地は「愛鷹山」とし、御殿場に向かいます。しかし、御殿場インターを出ても、愛鷹山は全くガスの中で何も見えません。なので、上空は晴れているかもしれないとの期待をいだき、富士宮五合目まで登ります。 この展開、6月にも同じような行動パターンがありました。 ■宝永火山 出発時刻は8時ですし、がっつり歩くのが目的ではありませんし、お昼までには魚啓に行きたいので、宝永火山に向かいます。 まず、富士山でも草が赤や黄色になっているのに驚きました。オンタデもなかなか良いです。いままでオンタデをバカにしていましたが、反省しました。 それにしても、宝永火山への砂礫の道の登りはきついです。下りるのは楽なんですけれど。 ■魚啓 魚啓には、前回の富士登山の時に来ていますので、2ヶ月ぶりとなります。そのときは平日でしたので、難なく食事ができました。 さて、今回は、12時前に到着しますが、すでに7組くらい順番待ちをしていました。人気店なんですね。それでも、店のキャパが大きいので、ほどなく案内していただきました。 そして、極上海鮮丼(2100円)を頼みました。前回は普通の海鮮丼(1680円)でした。値段は高いですが、おいしいですね。ほんと、来て良かったです。 ■御胎内温泉 食事のあと、温泉にいきました。休日は700円でした。 ■おわりに 今回も愛鷹山には行けませんでしたが、あらためて行こうと思います。もちろん海鮮丼も食べに行く予定です。 |
地図はカシミール3Dを使用して作成しています。なお、この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認(平24情使第201号)を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用しています。また、本文中の山の名前・花の名前は十分な特定ができず、勘違い、間違いなどがある場合があります。 |
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●富士山:3776mm |
■日帰り・計2名・行動時間計(8h35min) 登山口2:08→六合2:25→新七合3:05-11→元祖七合3:57-4:03→八合4:40-51→九合5:32-40→九合五勺6:18-30→頂上7:33(5h25min) 頂上8:23→九合五勺8:42→九合8:55-9:01→八合9:20-28→元祖七合9:50→新七合10:07-13→六合10:33→五合10:43(2h20min) |
(はじめに) 夏期の混雑前(登山道の全通前)を狙っていました。天気予報ではあまり良い感じではありませんでしたが、天気図では上空3000m(700hpa)の空気は乾いており、下降気流モードなので、登れば晴れているだろうということで行くこととしました。ただ、午後になると天候が悪化するおそれがあるため、未明から登り始め、昼前には下山するという計画をたてました。なお、富士山は先月、残雪のなかを8合目まで登っていますので、それ以来となります。また、今回は後輩と一緒です。 (五合目〜八合目) 東京を夜出て、富士宮口五合目には1時半ころ到着。準備をして、2時過ぎに出発します。登山道は7合目まで開通しており、五合目の登山口には、バリケードはありません。月明かりがあり、暗くはありません。天頂には、夏の大三角と天の川が見えます。 夜間でもあり、景色が見えないので、サクサク登ります。元祖七合目を過ぎたころから東の方の空がだんだん明るくなり、日の出が近いと感じます。下をみると、雲海が色づいており、箱根・愛鷹・天城の三山が頭をだしています。そして、順調に八合目に到着。八合目の小屋の屋根まであった雪は、すっかり消えていました。富士宮ルートからは日の出は見えませんが、空の色が時間とともに変わりゆくさまは、本当に美しいです。下方には層積雲が雲海状に広がっていました。 八合目まで標高差約1000mを休憩時間込みで2時間半ですから、まあまあの速度です。しかし、後輩に高山病の気配が...。九合目にはなんとか到着するも、気分が悪い+頭が痛いとのことです。ペースを落とし、立ち休みをはさみながらゆっくり登ります。なんとか九合五勺に到着。残雪があり、様子を見ると、一度溶けた雪が氷状に固くなっていました。ここから先は、わずかな区間ですが、雪の中を通過します。アイゼンは持参していましたが、安全のため、ブル道経由で山頂まで行くこととしました。なお、途中ですれ違った方にも、ブル道の方がよいとのアドバイスをいただきました。 ブル道は、傾斜が緩いですが距離があります。一歩一歩ゆっくり進みますが、それでも次第に高度を上げていきました。なんとか、剣が峰直下のおはち巡り道に合流。浅間神社のある付近まで少々下ります。多少風があるので、三島岳のすぐ下のトイレ付近で休憩しました。コノシロ池には氷がはっていました。上空には巻雲があり、空が本当に近く感じました。なお、今回は剣が峰はスルーです。 (下山) 下山しますが、下を見ると、雲が低いです。駿河湾も見えます。富士山は花こそ楽しめませんが、この晴れたときの高度感は格別です。そして何よりも混雑とは無縁なのが良かったです。下りは2時間とちょっと。富士山の下山は所要時間が短いのが救われます。 下山後、御胎内温泉にて入浴。富士山をみると、笠雲をかぶっています。登山時に風が強かったようですが、どうやら暴風・烈風になっているようです。午前中に下山できてよかったです。昼飯は、御殿場・印野にある「魚啓」へ。海鮮丼をいただきましたが、サイズの大きさにびっくり。とても腹いっぱいになりました。 |
具の盛り方もきれいですが、サイズも大きいです。 |
マグロが輝いています。それに、たくさん! |
地図はカシミール3Dを使用して作成しています。なお、この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認(平24情使第201号)を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用しています。また、本文中の山の名前・花の名前は十分な特定ができず、勘違い、間違いなどがある場合があります。 |
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●富士山八合目:約3250mm |
■日帰り・単独・行動時間計(4h31min) 五合目 7:34→六合目 7:51〜57→新七合目 8:37〜49→元祖七合目 9:40〜50→八合目10:26(2h52min) 八合目 10:57→五合目 12:05 |
(なぜに富士山?) 結論からいうと、富士山に行く予定は全くありませんでした。那須の天気が良ければ、ジーパン山のシロヤシオを見に行こうと思っていたからです。 高層天気図では、標高3000mは、ウェットでない予想(雲がない予想)。それなら、山中湖あたりの山から富士山を見ようか、と思って山中湖に向かいました。しかし、山中湖は霧の中。三国峠も霧雨の中。 仕方がないので、さらに静岡県側に場所をかえて、愛鷹山にでも変更することとしました。篭坂峠付近を通過したとき、富士山の中腹が晴れているのが見え、宝永火山でも行こうかと、さらにまた、行き先を変更したのです。 (はじめに) 富士宮口は約2400mあるので、雲の上かと期待していきましたが裏切られました。当然、宝永火山も同程度の標高なので、天気が悪そうです。 まあ、それなら、雲の上まで歩いてみるかということで、上を目指します。なお、予定外の富士山のため、装備が不十分です。チェーンアイゼンしか持っていませんし、ピッケルもありません。なので、無理をしない範囲(安全に下山できる場所&時間まで)で行くこととします。 いちおう目標は標高3000m。元祖七合目あたりでしょうか。 (五合目〜七合目) 五合目の登山口は、立派なゲートで通行止めとされています。先日、外人さんが遭難したことを契機にスペックをあげたようです。越えられないことはないのですが、どうしようか思案していたところ、他の登山者が別の方向に向かいましたので、ついていくと、ブル道に合流し、やがて本線とも合流しました。 六合目の売店は営業してません。ここにも通行止めのゲートがあります。スキーを担いでいる方と少々お話をして、先に進みます。 七合目の直下は、雪渓の直登です。下を見ると少々怖いですが、雪が柔らかいのと、先人の方のステップもあって、登りやすくなっていました。 (七合目〜八合目) この上に、さらに七合目直下のような雪渓があると危険だなと思いつつ、登山道を登ろうか、ブル道を行ってみようか、下山した方がよいか悩み、時間と体力をロスしてしまいます。 それでも、意を決して、雲の上、3000mの元祖七合目までは行こうと、進みます。だんだん、雲の上に出てきて、美しい雲海と青空が見えるようになりました。上空3000mの空気はドライという天気予報は当たったようです。 八合目までは、雪はありますが、夏道もそれなりに出ています。七合目直下のようなところはなく、3250mの八合目まで行くことができました。 (下山) 八合目から上は、皆さん雪渓を直登していました。夏道もあるようですが未確認です。雪がやわらかいので、頂上まで行けそうな気もしましたが、装備が不十分であること、雲があがってきたこと(天気が下り坂)、時間も早くないことなどを考え、ここで下山することとしました。 下山中は、ずっと霧雨でした。八合目の霧雨は氷晶でしたから、それなりに気温が下がってきたのですね。それに比べ五合目の霧雨は暖かかったです。 なお、下山は七合目からは、雪のないブル道を通らせていただきました。ごめんなさい。 (おわりに) 梅雨時なのに贅沢な青空でした。それと、いいトレーニングになりました。 |
山スキーの人が多いです。 |
別のルートで登りました。 |
もちろん、営業していません。 |
雲が薄くなってきました。 |
六合目売店を見下ろしてぱちり!/FONT> |
もっと登らないと雲の上に出ないようです。 |
下を見ると怖いです。 |
うーん、遠い?近い? |
風がでて、雲が上がってこないことを祈ります。 |
地図はカシミール3Dを使用して作成しています。なお、この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認(平23情使第177号)を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用しています。また、本文中の山の名前・花の名前は十分な特定ができず、勘違い、間違いなどがある場合があります。 |
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●富士山:標高3776m |
■日帰り・単独行(行動時間計:8h50m) 駐車場4:28→トイレ→登山口4:39→六合4:55→新七合5:30〜48(朝食)→元祖七合6:23 →八合6:58〜7:17→九合7:51〜8:01→九合五勺8:33〜40→浅間大社9:23(4h44min) 剣が峰9:59〜10:21 御殿場口頂上10:46→七合11:57→宝永山12:18→六合12:57〜13:04(コーヒー)→駐車場13:18 |
(梅雨明けか?) 気象庁の週間アンサンブル予報・同解説を読むと、「サブハイ(太平洋高気圧)の張り出しが強まる傾向」などの記述がみられ、いよいよ今週末には「梅雨明け!か?」という感じ。 どこの山に行こうかとヤマレコを見ていると、どうも富士山の富士宮口が良いらしい。駐車規制前で8合目以上が通行止めとなっているため空いているからだとのこと。富士山は混んでいるのが嫌で、これまで全く気が進まなかったのだが、これを知って急遽、行ってみることに決定! (富士宮口へ) 会社も遅かったので、自宅を出たのが午前零時過ぎ、御殿場周辺は霧雨が降っていたが、富士宮口周辺の天気はまずまず。富士宮口の駐車場到着は午前3時前ごろ。すでに多数の車が駐車しており、一段下の駐車スペースに誘導された。全国各地から集まっているようで、これなら「8合目より上は通行止めの意味は何?」と思うが、これでも、きっと、十分空いているのだろうと思う。まあ、とりあえず1時間少々仮眠する。 (高度障害) 午前4時過ぎに出発の準備をはじめる。天気も良くなりそう。が、スタートしてすぐ、息が切れる。空気が薄い。いやな予感。 先も長いのでペースを抑える。しかし、高度順応がうまくいっていないようだ。8合目で既に国内第二の高峰「北岳」より高いわけで、ここから先は私にとって未知の世界。8合目から上は通行止めとなっているが、頂上(浅間大社)までの登山道に雪はなかった。しかし、やはり、少し頭がいたく、気持ちも悪い。ペースががたおちとなり、9合目より上は、とてつもなく時間がかかってしまった。休憩しても回復するような感じではなく、お鉢めぐりはあきらめて砂走り、宝永山経由で下山することとした。 (空いていた富士山) よくある富士山の登山道・登山者のイメージとは全くことなりました。「通行止め」の影響か、渋滞はなく、普通の登山者ばかりで、まるで普通の山のようでした。 「富士山でも行くか」という軽い気持ちがあって、なめていたことは反省しなければならないが、それでも、梅雨明けというワンチャンスを生かして、空いている富士山に登れたことは本当に嬉しい。ヤマレコの皆さん、ありがとうございます。 |
地図はカシミール3Dを使用して作成。なお、この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平23情使第177号) |