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◆あんずの里・五里ヶ峯・鏡台山・妻女山・川中島 2017

■日帰り・単独・行動時間計(7時間35分)
窪山展望公園公営駐車場06:52→07:23窪山展望公園公営駐車場07:28→07:35スケッチパーク→08:12宮坂峠→08:29護兵山→08:46長生山→08:57北山→09:08天狗山(中山)→09:27五里ヶ峯09:44→10:06笹平登山口→10:41鏡台山→10:49鏡台山北峰→11:15戸神山→11:23杉山(大嵐山)→11:33御姫山→11:40お姫山→11:54鞍骨山→12:07二本松峠→12:12天城山12:17→12:36妻女山12:40→13:31川中島古戦場13:38→14:27長野駅
■はじめに
 以前より行ってみたかった更埴のあんずの里です、今年は満開のタイミングで晴天。スキーの翌日ですが、これは行くしかありません。
 まず早朝のあんずの里を散策し、その後、山に行くことにします。山のルートは「科野の国ラウンドトレイル」大会の30kmルートを参考にしました。このラウンドトレイルはその名のとおり、あんずの里の周りの山々を円状に周回するものです。
 ただし、スタートがあんずの里ですので、宮坂峠からラウンドトレイルに合流し、二本松峠の先でラウンドトレイルと別れ、妻女山、そして川中島古戦場に向かいます。そしてゴールは長野駅というルートとします。(約34kmのルートでした。)

■あんずの里を散策
 早朝に到着しますが、一面のあんずです。午前7時になると、朝日がさしこみ、美しい風景が広がります。大ケヤキの辺りまで散策しましたが、大木の下に神社があり、とても雰囲気のある場所でした。
 あんずの里スケッチパークでは、見応えのある大きなあんずの木もありました。スケッチパークの散策路終点から、宮坂峠に向かいます。

■五里ヶ峯は好展望
 宮坂峠から、科野の国ラウンドトレイルに合流します。アップダウンを経ながら、五里ヶ峯に向かいます。概して展望はありませんが、ほとんど自然林の区間。振り返ると樹間から北アルプスの山々が見えます。途中、送電線鉄塔があり、そこからは、北アルプスの展望が得られました。
 五里ヶ峯の山頂は、文句なしの大展望。草原になっており、休憩適所です。常念山脈、後立山連峰がどーんと見えます。たぶん槍ヶ岳の穂先らしいものもみえました。近景では姨捨山(冠着山)や千曲川沿いの下界の町、これもなかなかのもの。ここで昼食とし、パンを食べました。

■鏡台山へ向かう
 次に鏡台山に向かいます。駐車場のある登山口を通過、登り返しとなります。意外と急な道を登ります。途中、富士見台という露岩があり、好展望です。笹が増えてくると鏡台山に到着。北アルプスの山々も見えますが、木があり、展望がやや劣ります。

■桜が満開の妻女山
 妻女山へは、小さなアップダウンを繰り返しながら標高を下げていきます。途中から林道のような広い道になりますが、途中で左の山道に入るところが標識等はなかったので注意が必要です。二本松峠の先で科野の国ラウンドトレイルとはお別れ、妻女山に向かいます。
 この区間、急な下り坂のところやトラバースがあり、落ち葉により、かなり滑りやすく慎重に進んだ区間が結構ありました。指導標もあったりなかったりですのであてにせず、予定外の枝尾根におりないよう注意が必要です。
 妻女山は山というより尾根の途中という感じの場所です。桜が多く咲き、特に神社の桜はみごとなものでした。
 また、展望台があり、川中島古戦場を見渡すことができます。すると、千曲川の土手の上をたくさんのランナーが走っています。千曲川を渡る橋も通行止め。予定のルートの変更を余儀なくされるのではないかと不安となりながらも、千曲川に向かうこととしました。

■長野マラソンに遭遇
 交通規制していた警察官の方に聞いたところ、マラソンコース(土手)の端なら通行しても良いとのことでしたので、コースに沿って進みます。さすがに走るわけにもいきませんので、歩きです。
 なお、長野マラソンは制限時間が5時間とのこと。この日は気温も23度くらいまであがったので条件きびしいですね。
 このあと、川中島古戦場にて、武田信玄と上杉謙信の一騎打ちの像を撮影して、歴史にひたります(2度目の訪問です)。

■長野駅からふたたびあんずの里
 長野駅から電車に乗って屋代駅へ。屋代駅からはシャトルバスにてあんずの里に向かいます。シャトルバスは祭期間に限定、駐車場のある上平にもバスで行けますが、散策するために、途中の観光会館前で下車します。
 早朝とは光りのあたりぐあいと光の色が異なるので、雰囲気がかわります。また、大勢の観光客もいて賑やかでした。

■山の上にある古墳へ
 シャトルバスに乗車中に、森将軍塚古墳の公園が車窓から見えたので、帰り際に車で寄ってみます。しかし、この古墳は山の上。登らないと行けません(有料のバスはありましたが)。
 登ってみると、なかなかの展望。古墳はとても巨大。人工的な感じでしたが、これはこれでありですね。
 妻女山に向かう途中にも「天空の古墳」があり、こちらはとても小さいものでしたが、山の上にも古墳はあるのですね。古墳は、いままでノーマークでしたが、気になり始めると「古墳かな?」とついつい思ってしまうという不思議な魅力がありました。

■稲荷山温泉
 下山後の温泉は屋代駅の千曲川対岸にある稲荷山温泉へ。600円。なかなかの温泉でした。


あんずの里にやってきました。
あんずの里
あんずの里
ケヤキの大木
あんずと菜の花
あんずの里
あんずの里
けやきの大木と神社
あんずの里
あんずの里
さくら
あんずの里スケッチパーク
あんずの里スケッチパーク
あんずの里スケッチパーク
あんずの里スケッチパーク
宮坂峠。
ここから山道に入ります。
送電線鉄塔から。
姨捨山と常念山脈。
中央は蓮華岳かな。
右端は鹿島槍。
山本勘助が通った「勘助道」
だそうです。
五里ヶ峯。
素晴らしい展望の山頂。
大天井の近くに、たぶん槍ヶ岳の穂先。常念岳もピークが3つ見えるので、穂高岳が重なっているのでは。
爺ヶ岳から白馬まで、後立山連峰がずらり。すごいぞ! 戸隠、高妻、飯縄。後ろの白いのは焼山・火打かな? 上山田。谷埋め扇状地的な地形です。姨捨山(冠着山)は鋭鋒ですね。
五里が峯と鏡台山の間、鉄塔から白馬岳。
露岩のある富士見台。
富士山は見えませんでした。
富士見台から後立山連峰。
八方尾根の辺りは雪が多い。
鳩ヶ峯の方向。
左端奥は湯ノ丸方面の山。
鏡台山の山頂まであと少し。
鏡台山の山頂 鐘があります
鏡台山の山頂から
雪が残っている。この先も少し。
だいぶ雲が出てきました。
カタクリ。
善光寺平と飯縄山
飯縄山、高妻山、戸隠山。
天空の古墳「坂山古墳」 石室の壁だけ残っています。
妻女山の駐車場。
桜がきれい。
妻女山神社。
桜がみごと。
かがり火風のオブジェ
妻女山から善光寺平を望みます。あれっ、橋が通行止め?
妻女山。桜が美しい。
下山路も桜。すごい。
長野マラソン。通行できるのか聞いたらOKとのことでした。さすがに併走するのはまずいので、歩きます。 ゴールの制限時間が5時間と厳しいようです。選手のみなさん制限時間まであと30分、約5km。走れば間に合うガンバレ!
八幡原史跡公園(川中島古戦場)。こんもりしているので古墳かと思ったら首塚。 八幡原史跡公園(川中島古戦場)は桜がたくさん。ピクニックのような風景。 八幡原史跡公園(川中島古戦場)の武田信玄と上杉謙信の一騎打ちの像
善導寺のしだれ桜
長野駅にゴール
しなの鉄道で屋代駅まで帰ります。
屋代駅15:20発のシャトルバスで、あんずの里観光会館に到着。
レンギョウと菜の花とあんず
朝とは光がかわるので、
また違った雰囲気。
あんずの先に宮下峠
おやきを食べます
あんずの里
駐車場から。
駐車場の展望台から
車で移動して科野の里歴史公園。山の上に古墳?! 古墳なら行くしかありません。
山道を登ります(別途、舗装路もあります。バスの有料送迎もあります)
二号古墳
森将軍塚古墳
森将軍塚古墳から鏡台山、歩いた稜線がよく見えます。
更埴JCT方面。
森将軍塚古墳
古墳からおりて、
科野の里歴史公園
科野の里歴史公園
下山後の入浴はこちら。稲荷山温泉。露天風呂のある内湯で600円。

本文中の山の名前・花の名前は十分な特定ができず、勘違い、間違いなどがある場合があります。