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●白馬岳:標高2932m・日本百名山 ●小蓮華山:標高2766m・新潟県最高峰 ■前日泊(栂池)・日帰り・単独行・7:06→16:34(total 9h28m) |
▲栂池ゴンドラ 6:30→栂池自然園 7:06→天狗原 8:04→乗鞍岳 8:58→白馬大池 9:20→小蓮華山 11:05(3h59m) →三国境 11:43→白馬岳12:34 (5h28m) ▼白馬岳 12:56→村営白馬岳頂上宿舎 13:23〜13:45→葱平 14:34→白馬尻 15:53→猿倉 16:34(3h38) [Vertical Drop:1695m] |
朝イチの栂池ゴンドラ(6時半発)とロープウェイ(7時発)に乗車。雲と霧のなかを進むが、栂池自然園まで来るとまさに雲の上に到着。ロープウェイはほぼ満員であったが、登山者はあまり多くないようだ。 さっそく白馬乗鞍岳に向けて出発。降雨後のぬかるんだ道を登る。だんだん視界が開け、杓子岳がまぶしく感動!。遠くには鹿島槍も見える。さらに登ると天狗原に到着。湿原でほっと一息。水芭蕉が一輪だけ咲いているのも発見。そこから大岩のゴロゴロする道を登る。とにかく岩が大きく疲れる。後ろを振り返ると、おそらく火打山、妙高山、高妻山と思われる山々が雲の上に見える。残雪の斜面を通過し、だんだん斜度がゆるやかになってくると、ケルンのある乗鞍岳(白馬乗鞍岳)の頂上。白馬大池山荘の赤と白馬大池の青のコントラストが印象的。山荘の周辺にはお花がたくさん咲いている。 白馬大池からは、右手に雪倉岳をみながら小蓮華山に向かう。途中、コマクサや雷鳥に出逢う。随所に様々な花があり、疲れを忘れさせる。小蓮華を過ぎて、いよいよ白馬岳へ。途中、ウルップソウの群落が見られた。白馬岳頂上は思ったより人が少なく、すいていた。剣岳や立山をはじめ、北アルプスの山々がよく見える。少々休憩して、白馬山荘の方へ下山。要塞のような山荘を通り過ぎて、村営宿舎でみそ汁とコーヒーを頼み、持参したおにぎりで昼食。 そして、本格的な下山。かなりの急斜面である。途中の雪渓のトラバースは、パトロールの方がちゃんと切ってくれてあり、安全に通過。葱平周辺では、小蓮華山とはまた違う花々にも出逢えて良かった。いよいよ大雪渓を下るが、ほんとうに落石が多く見られた。スキーなら簡単な斜面であるが、慣れないアイゼンをつけての下山は結構応えた。大雪渓が終わり、しばらく歩くと白馬尻小屋に到着。白馬尻小屋の方によると、連日の大雨で落石が多く、前々日は通行止めになったとのことだった。白馬尻小屋を過ぎ、そのうち林道となる。このだらだらとした林道は猿倉まで続いた。 はじめての白馬岳であるが、山の景色だけではなく、湿原あり、お花畑あり、池あり、大雪渓ありと楽しいコースであった。 |
地図はGPSトラックログをもとにカシミール3Dを使用して作成しています。なお、この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用しています(承認番号 平22業使第87号)。また、本文中、山の名前・花の名前は勘違いなどで間違っている場合があります。 |